【アガルート社労士講座|労働基準法】実務に役立つ基礎知識コラム【変形労働時間制】
社労士試験の受験勉強に関するこんなニーズにお答えします。
- 受験勉強を気軽に続けられる方法ないかな
- 基礎中の基礎から学びたい
- 実務に役立つ知識も身に着けたい
「ヤムチャ総務課長ブログ」は、現役の社労士が社労士試験の範囲に沿って、実務に役立つ知識を丁寧に解説するブログです。
本当の基礎から学べるので、初学者の方は、ぜひご覧ください。
今回は「変形労働時間制」について解説します。
変形労働時間制とは?
労基法で定める法定労働時間は、1日8時間、1週間40時間を上限と定めています。
「法定労働時間ってなに?」という方は、まずこちらの「【アガルート社労士講座|労働基準法】実務に役立つ基礎知識コラム【法定労働時間】」のコラムをどうぞ!

企業の従業員数や事業内容によって、業務の繁閑の差が激しい時期もあることが予想されます。
その繁閑に合わせて、労働時間を柔軟に設定することができれば、労働時間の短縮かつ生産性の向上にも繋がり、労使双方にメリットがあります。
そういう理由から、特定の期間において、法定労働時間を超えて労働可能な制度を設けました。
これを「変形労働時間制」といい、次の4種類があります。
4種類の変形労働時間制
今後、数回に分けて4つの「変形労働時間制」の実務での運用について解説していきます。
それぞれの「変形労働時間制」を学ぶ前に、趣旨について理解しておきましょう。
労使が労働時間短縮を自ら工夫して、労働者の生活設計を損なわない範囲内で、労働時間を弾力化し、次の目的を果たすことが「変形労働時間制」の趣旨になります。
- 週休2日制の普及
- 年間休日日数の増加
- 労働時間の短縮
特に、労働時間を短縮することが一番の目的であることを、実務で「変形労働時間制」を採用する際に、しっかり押さえておきましょう。
今回は、「変形労働時間制」の概要を解説しました。
4つの「変形労働時間制」の内のいずれかを採用する企業は多いので、実務的にも役立つ知識になるはずです。
次回以降、一つずつじっくり学んで行きましょう。
詳細な内容は、「アガルート社労士講座」の各種カリキュラムで学ぶことができます。
アガルート社労士講座の詳細は、こちらの「アガルート社労士講座の評判・口コミは?【受講経験者が講座の全容を解明】」を参考にどうぞ!

