社労士試験の難易度は?【受験者4万人の人気資格、社労士と行政書士を徹底比較】

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社労士試験の難易度は?【受験者4万人の人気資格、社労士と行政書士を徹底比較】

 

こういった疑問をお持ちではありませんか?

 

  • 社労士試験ってどれぐらい難しいのかな?
  • 働きながらでも合格できるの?
  • 社労士の将来性ってどうなんだろう?
  • どこの講座で勉強すればいいかわからない!

 

社労士試験は、毎年4万人ほどが受験する人気の国家資格試験です。

合格率は、1桁台と難関資格の位置づけとなっています。
 

ただ、社労士は、働きながらでも十分合格を目指せる資格でもあります。
 

著者は会社員をしながら、初学者から社労士試験に合格した経験があります。
 

現役社労士の私が、次のことを解説します。

 

本記事の内容

  • 社労士の難易度はどのぐらい?【行政書士と徹底比較】
  • 初学者が働きながら社労士になれる理由【体験談を公開】
  • 社労士のニーズがこれから増え続ける理由
  • 仕事と勉強を両立できるおすすめ講座を紹介

 

私の社労士受験の経験談を基に、「初学者が仕事と両立しながら合格する方法」や「今後の社労士の将来性など」について解説します。
 

社労士を目指すことを検討されている方は、ぜひご覧ください。
 

社労士とは【社労士試験の概要】

社労士とは

社労士とは、正式には「社会保険労務士」といい、労働・社会保険諸法令に精通する唯一の国家資格です。
 

社労士の業務の内容は、「入退社時の社保等手続き」「給与計算業務」「労務管理」や「年金相談など」と広範囲に渡ります。
 

資格があれば、独立開業もでき、社労士だけの独占業務があるため、人気の高い資格です。
 

では、社労士の業務内容を詳しく見ていきましょう。
 

社労士の主な業務

社労士の仕事は大きく分けて、1号業務、2号業務、3号業務の3つに区分されます。
 

その内の1号と2号業務に関しては、社労士の独占業務とされており、社労士以外の者がその手続きを有償で代行することはできません。
 

それぞれの業務内容について、一つずつ見ていきましょう。
 

1号業務(手続き代行)

社労士法では、第1号業務について、次のように定められています。

 

  • 労働社会保険諸法令に基づいて申請書等を作成すること
  • 申請書等について、その提出に関する手続を代行すること
  • 労働社会保険諸法令に基づく申請、届出などの事項に関し、当該行政機関等に対してする主張もしくは陳述について、代理すること

《参考元》e-GOV法令検索:社会保険労務士法
 

1号業務では、みなさんの身近なものをでいうと、次のような申請書手続きの代行を行うことができます。

 

手続き代行の例

  • 入社時の健康保険・厚生年金保険の加入手続き
  • 職場で負傷し、働けなくなった場合の労災補償の請求手続き
  • 産休・育休時の休業補償の請求手続き
  • 公的年金の給付関係手続き
  • 退職時の離職証明書の発行手続き

 

みなさんの周りで起こり得ることが、社労士の独占業務となっていることが、わかるかと思います。
 

次の業務は、紛争解決手続代理業務試験に合格した特定社会保険労務士のみが行うことができます。
 

  • 都道府県労働局および都道府県労働委員会における個別労働関係紛争のあっせん手続の代理
  • 都道府県労働局における男女雇用機会均等法、パート労働法及び育児・介護休業法の調停の手続の代理
  • 個別労働関係紛争について厚生労働大臣が指定する団体が行う裁判外紛争解決手続における当事者の代理

《参考元》e-GOV法令検索:社会保険労務士法
 

昨今、パワハラやセクハラ、不当解雇等の労使間でのトラブルが増加しています。
 

裁判などが行われると、労力や費用もかかり、労使双方にとっていいことばかりではありません。
 

その様なときに、訴訟手続きによらずに労働問題等を解決するのが、裁判外紛争解決手続き(ADR)になります。
 

特定社労士なら本手続きの代理人として、あっせん、調停、仲裁などのADR業務による迅速な解決を図ることができます。
 

2号業務(帳簿作成)

社労士法では、第2号業務について、次のように定められています。

 

  • 労働社会保険諸法令に基づく帳簿書類を作成すること

《参考元》e-GOV法令検索:社会保険労務士法
 

大企業・中小企業に関わらず、次の帳簿を備え置かなければなりません。
 

法定三帳簿

  • 労働者名簿
  • 賃金台帳
  • 出勤簿

 

中小零細企業や設立間もない新興企業が、これらを作成するのは相当な負担になります。
 

そのような企業の帳簿作成の業務を代行できるのは、社労士だけなのです。
 

また10人以上の労働者がいる企業に関しては、「就業規則」を作成が義務付けられており、これも社労士しか作成できない独占業務です。
 

「就業規則」は、専門的な知識がないと、現在の法律に適した内容を維持することが難しく、作成した当初のままという企業も多いかと思います。
 

ただ、働き方改革等により、就業規則等の見直しが急務になっているので、社労士の需要が一層高まっていくでしょう。
 

3号業務(相談業務)

社労士法では、第3号業務について、次のように定められています。

 

  • 事業における労務管理その他の労働に関する事項および労働社会保険諸法令に基づく社会保険に関する事項について相談に応じ、又は指導すること

《参考元》e-GOV法令検索:社会保険労務士法
 

「労務管理の相談」や「人事評価制度の運用」などのコンサル業務が、3号業務に当たります。
 

1,2号業務のような書類の作成や手続き等の処理業務だけでなく、顧問先にあった提案をする能力が求められます。
 

社労士として、「独自性」や「強み」を発揮できる業務が3号業務でしょう。

また、3号業務に関しては、社労士以外でも業務を行うことが可能です。
 

ここまで、社労士の仕事内容について触れてきました。

社労士になった際のイメージが、少しでもできたでしょうか。
 

続いては、社労士なる前に突破しないといけない、「社労士試験」の内容について見ていきましょう。
 

試験内容

社労士試験は、午前の選択式と午後の択一式試験に分けられ、1年に1回行われる試験です。
 

試験科目と配点は、次の通りです。
 

試験科目と配点

 

試験科目 選択式 計8科目(配点) 択一式 計7科目(配点)
労働基準法及び労働安全衛生法 1問(5点) 10問(10点)
労働者災害補償保険法
(労働保険の保険料の徴収等に関する法律を含む。)
1問(5点) 10問(10点)
雇用保険法
(労働保険の保険料の徴収等に関する法律を含む。)
1問(5点) 10問(10点)
労務管理その他の労働に関する一般常識 1問(5点) 10問(10点)
社会保険に関する一般常識 1問(5点)
健康保険法 1問(5点) 10問(10点)
厚生年金保険法 1問(5点) 10問(10点)
国民年金法 1問(5点) 10問(10点)
合  計 8問(40点) 70問(70点)

《参考元》:社会保険労務士試験オフィシャルサイト
 

午前(選択式)と午後(択一式)で出題形式や配点が異なりますが、試験科目は同じになります。
 

その他試験の概要は次の通りです。

 

試験概要

 

  • 試験日
  • 8月の第4日曜日(年1回)
  • 試験時間
  • 選択式試験 10:30~11:50(80分)
  • 択一式試験 13:20~16:50(210分)
  • 受験料
  • 15,000円
  • 受験資格
  • 学歴要件:大学や短期大学を卒業した者など
  • 実務経験要件:社労士法人などの業務の補助を通算して3年以上行った者など
  • 試験合格要件:行政書士試験に合格した者など

 

社労士試験を受験するには、表のいずれかの資格要件を満たす必要です。
 

表の要件を満たしていない方でも、受験資格を得ることができます。
 

詳しくは、こちらの「社労士試験の受験資格【高卒でも社労士になれるのか?】」の記事を参照ください。
 

社労士試験の受験資格【高卒でも社労士になれるのか?】
「社労士試験に受験資格ってあるのかな?」「高卒の私でも社労士になれる?」「合格者の共通点は?」社労士を目指す方のこんな疑問にお答えします。社労士の受験資格は、3つの種別に区分され、そのうちの1つのいずれかを満たさなければなりません。そんなわかりづらい受験資格の要件や社労士試験に向いている人などについて解説します。

 
試験の概要を確認できたかと思います。

続いては、社労士試験の過去の合格率について見ていきましょう。
 

合格率と合格基準

社労士試験の直近10年間の合格率は、次の通りです。
 

社労士試験の合格率

 

過去10年間の合格率

試験年度 全国の合格率
2020年度 6.4%
2019年度 6.6%
2018年度 6.3%
2017年度 6.8%
2016年度 4.4%
2015年度 2.6%
2014年度 9.3%
2013年度 5.4%
2012年度 7.0%
2011年度 7.2%
10年間の平均 6.2%

 

社労士試験の合格率は、直近10年間を平均して6.2%となっており、国家資格の中でも難関資格の位置づけと言えます。
 

過去最低の合格率は、2015年度の2.6%ですが、直近4年間は6%台を推移しています。

そのため、今後の試験でも大きな変動がないことが予想されます。
 

合格基準

社労士試験の合格基準点は、満点の7割以上の得点が合格点とされています。

次の表で、合格基準点をご確認ください。

 

合格基準点

選択式試験 総得点 40点中 28点以上
各科目 5点中 3点以上
択一式試験 総得点 70点中 49点以上
各科目 10点中 4点以上

《参考元》:【厚生労働省】社会保険労務士試験の合格基準の考え方について
 

ただ、試験年度によっては、問題の難易度に差が生じ、合格者数が大きく変動することが考えられます。
 

そのため、社労士試験では、試験の水準を一定に保つため、総得点及び各科目の平均点等を勘案して、合格基準が補正されることになっています。
 

具体的に、総得点の合格基準に関しては、前年度試験の平均点との差を算出し、その点数の差分、前年度の合格基準点を上げ下げする仕組みです。
 

つまり、社労士試験は、その年の平均点によって合格基準点が変動する相対評価の試験になります。
 

過去10年間の合格基準点を次の表にまとめました。
 

過去10年間の合格基準点

試験年度 【選択式】合格基準点 【択一式】合格基準点
2020年度 総得点
  • 25点以上
  • 44点以上
各科目
  • 労一・社一・健保法2点以上
  • その他3点以上
  • 4点以上
2019年度 総得点
  • 26点以上
  • 43点以上
各科目
  • 社一2点以上
  • その他3点以上
  • 4点以上
2018年度 総得点
  • 23点以上
  • 45点以上
各科目
  • 社一・国年法2点以上
  • その他3点以上
  • 4点以上
2017年度 総得点
  • 24点以上
  • 45点以上
各科目
  • 雇保法・健保法2点以上
  • その他3点以上
  • 厚年法3点以上
  • その他4点以上
2016年度 総得点
  • 23点以上
  • 42点以上
各科目
  • 労一・健保法2点以上
  • その他3点以上
  • 一般常識・厚年法・国年法3点以上
  • その他4点以上
2015年度 総得点
  • 21点以上
  • 45点以上
各科目
  • 労一・社一・健保法・厚年法2点以上
  • その他3点以上
  • 4点以上
2014年度 総得点
  • 26点以上
  • 45点以上
各科目
  • 雇保法・健保法2点以上
  • その他3点以上
  • 一般常識3点以上
  • その他4点以上
2013年度 総得点
  • 21点以上
  • 46点以上
各科目
  • 社一1点以上
  • 労災法・雇保法・健保法2点以上
  • その他3点以上
  • 4点以上
2012年度 総得点
  • 26点以上
  • 46点以上
各科目
  • 厚年法2点以上
  • その他3点以上
  • 4点以上
2011年度 総得点
  • 23点以上
  • 46点以上
各科目
  • 労基法・労災法・社一・厚年法・国年法2点以上
  • その他3点以上
  • 4点以上

《参考元》:【厚生労働省】社会保険労務士試験の結果について
 

こちらの過去の合格基準点は、参考程度に見ておいてください。
 

ただ、みなさん自身が受験する前年度の基準点は、自分が受験した試験の合格点の補正の基準となるので、意識しておくいいでしょう。
 

ここまでの解説で、社労士試験についてだいぶ理解してきたのではないでしょうか。
 

社労士試験は平均合格率6%台の難関資格です。

社労士の特徴を把握して、対策をしながら学習を進めないと、合格が遠のいてしまいます。
 

それでは次章で、「社労士試験の特徴」や「他資格と比べてどれくらい難易度が高い資格なのか」を検証していきましょう。
 

社労士の難易度はどのぐらい?【行政書士と徹底比較】


 

先ほどの表のとおり、社労士試験の過去10年間の平均合格率6.2%です。
 

なぜ社労士試験は、こんなにも合格率が低いのでしょうか。
 

試験の特徴【なぜ合格率が低いのか?】

社労士試験には、次のような特徴があります。

 

  • 受験科目が多い
  • 合格基準を満たすのが難しい
  • 8割の受験者が仕事と両立している

 

受験科目が多い

社労士試験は、10分野から選択式は8科目、択一式は7科目出題されます。
 

各科目とも勉強範囲は広く、主に労働法令と社会保険法令に分けられます。

目安となる合格までの勉強時間は、1000時間程と言われています。
 

特に大切なのは、各科目の共通項目の違いをしっかり押さえること。

例えば次のようなものがあります。

 

  • 被保険者の定義
  • 適用除外
  • 給付制限
  • 時効
  • 書類の保存期間など

 

社労士試験では、こういった共通項目の法律ごとの違いがよく出題されます。
 

これらの違いを整理できていないと、勉強が進めば進むほど、過去問が解けなくなるというジレンマに陥ります。
 

その解消法には、各科目の共通項目をまとめて勉強する「横断学習」が効果的です。
 

独学などで勉強する場合、しっかり情報収集していないと、こういった勉強法も知らず、点数が伸びないという方が多いように感じます。
 

実際に私も「横断学習」をせずに、失敗した経験があります。
 

受験勉強の役に立つと思うので、私の失敗談である「【フォーサイト失敗談】社労士に不合格となった理由は?評判や価格、合格率を徹底分析!」をどうぞ!
 

【フォーサイト失敗談】社労士に不合格となった理由は?評判や価格、合格率を徹底分析!
「フォーサイト社労士講座の合格率ってホント?」「初受験でも合格できる?」「口コミ・受講者の感想を聞いてみたい!」という方必見です。 本記事は全国平均の4倍以上の合格率を誇るフォーサイト社労士講座について受講経験者である著者が解説します。 実際に合格した時の勉強法や不合格になったときの失敗談についても大公開します。

 

こちらのアガルートのyoutube動画で、社労士試験の概要やどう勉強すべきかなどを解説してますので、勉強始める前に見ておくといいでしょう。
 

「横断学習」すべき内容についても触れているので、とても有益な動画だと思いますので、どうぞ!
 

 

【関連記事】社労士のおすすめ通信講座【厳選3社を徹底比較】

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「社労士の通信講座が多すぎて選べない」「選ぶ際の注意点ってある?」「通信講座で合格できる?」こんなお悩みを過去に通信講座で社労士試験に合格した著者が解決します。また本記事では、おすすめの講座「フォーサイト」「アガルート」「クレアール」の3社に絞って徹底比較しています。講座選びに時間を掛けたくない方もご覧頂ければと思います。また最後に通信講座に関するQ&Aをつけましたので、ご活用ください。

 

合格基準を満たすのが難しい

合格基準のところで解説しましたが、社労士試験は、合格に約7割の得点が必要です。
 

クリアしないといけない合格基準

  • 選択式の総得点
  • 選択式の全8科目の各科目ごとの得点
  • 択一式の総得点
  • 択一式の全7科目の各科目ごとの得点

 

単純に総得点のみ合格基準を満たせばいいわけではなく、17個の基準を満たすことが必要です。
 

これが社労士試験の合格率が低い一番の理由でしょう。

特に、次の壁にぶち当たる方が多いかと思います。
 

  • ミスできない選択式
  • 体力勝負の択一式
  • 対策が難しい一般常識

 

ミスできない選択式

社労士試験は、総得点より、各科目ごとの基準点がクリアするのが難しい試験です。
 

特に選択式試験は、各科目(8科目)5問中3問以上の得点が必要で、「1科目だけ1点足りない」という受験生が続出します。
 

広い試験範囲の中の一部分だけ抜かれ、合否を決められてしまう選択式試験は、受験生の鬼門となります。
 

ただ、事前に対策すれば、選択式の壁を突破することは十分可能です。
 

選択式の足切り対策については、こちらの「社労士試験の足切り回避法:落とし穴を避けて合格する秘訣【リアルな失敗談を大公開】」で詳しく解説しています。
 

社労士試験の足切り回避法:落とし穴を避けて合格する秘訣【リアルな失敗談を大公開】
「今年も選択式の足切りに泣いた」「選択式は運任せだと思っている」「効果的な足切り対策を知りたい」こんなお悩みにお答えします。本記事では社労士試験の足切り制度を過去のデータを分析して徹底解説します。足切り点数をクリアするための対策法や勉強のコツも紹介しますので、毎年選択式の1点に泣いている方必見の情報をお届けします。

 

体力勝負の択一式

一方、択一式試験の特徴は、各科目(7科目)10問ずつの問題総数70問という問題数の多さです。
 

しかも試験時間210分ということもあり、長時間集中力を保たなければなりません。
 

それに加え、出題者側は、随所に難問を散りばめて、受験生の心を折にかかってきます。

そのため、わからない問題は飛ばす、気持ちの切替えが必要でしょう。
 

択一式対策としては、次のようなものがあります。
 

択一式対策

  • 試験直前は70問を210分以内に解く練習をする
  • 資格予備校の模試を年2回は受ける

 

本試験に近い状況で問題を解くことを、事前に経験しておくことが大切です。
 

資格予備校などでは、講義を申し込んでなくても、模試だけでも受けられるので、受験することをおすすめします。
 

対策が難しい一般常識

社労士試験で一番の難関科目は、一般常識です。
 

一般常識は「労務管理その他の労働に関する一般常識」と「社会保険に関する一般常識」の2科目です。
 

一般常識には、次のようなことも出題されます。
 

一般常識対策

  • 法改正事項
  • 労働白書
  • 統計調査
  • 各法令の設立日など

 

他の法令科目とは、違った対策が必要なのが一般常識科目です。
 

ただ、勉強しないと点数を取れませんが、対策に時間を掛けすぎるのも得策ではありません。
 

頻出事項や法改正事項など、ある程度過去の出題傾向を意識して、メリハリを付けた対策を心がけましょう。
 

8割の受験者が仕事と両立している

社労士試験の受験生は、30,40代が多く、働きながら社労士を目指す人が多くいるのが特徴です。
 

次が合格者の年齢階層別と職業別の割合のグラフです。
 

合格者の年齢階層別と職業別の割合のグラフ


 

グラフを基に合格者の中で、仕事と勉強を両立した方の割合を下記の表に抜き出しました。

 

職業 割合
会社員 58.4%
公務員 8.1%
自営業 4.8%
団体職員 4.0%
役員 3.0%
仕事と受験の両立者 78.3%

《参考元》社会保険労務士試験オフィシャルサイト:第52回(令和2年度)社会保険労務士試験についての情報
 

見てのとおり、合格者の内、約8割の方が普段働きながらその合間で受験勉強をしています。
 

他資格と比べ受験専念者が少ないのが、社労士試験の合格率が低い理由の一つと言えるでしょう。
 

ただ、裏を返せば仕事と受験勉強を両立しながらでも取得可能な資格とも言えます。
 

次が8士業の合格に必要な勉強時間の目安をまとめた表です。
 

【8士業】勉強時間まとめ

資格 勉強時間
司法試験 3,000~8,000時間
税理士 3,000時間
弁理士 3,000時間
司法書士 3,000時間
土地家屋調査士 1,000~1,500時間
社労士 800~1,000時間
行政書士 500~800時間
海事代理士 500時間

 

表のとおり、社労士試験は、8士業の中で、合格に必要な勉強時間が少ないことがわかるかと思います。
 

そのため、仕事と両立しながらでも、十分合格可能な資格なのです。
 

難易度でいうと、行政書士と比較されることがよくあります。

2士業の「受験内容」や「合格基準」など、難易度を比較してみましょう。
 

行政書士との難易度比較

まず社労士と行政書士の試験概要から難易度を比較してみましょう。

 

試験概要の比較

試験概要をまとめました。

まず、次の表をご覧ください。
 

社労士・行政書士試験比較

項目 社労士 行政書士
試験科目
  • 労働基準法及び労働安全衛生法
  • 労働者災害補償保険法(労働保険徴収法含む)
  • 雇用保険法(労働保険徴収法含む)
  • 労務管理その他の労働に関する一般常識
  • 社会保険に関する一般常識
  • 健康保険法
  • 厚生年金保険法
  • 国民年金法
  • 【法令科目】
  • 憲法
  • 行政法
  • 民法
  • 商法
  • 基礎法学
  •  

  • 【一般常識科目】
  • 政治・経済・社会
  • 情報通信・個人情報保護
  • 文章理解
試験日
  • 8月の第4日曜日
  • 11月の第2日曜日
試験時間
  • 午前:10:30~11:50まで(80分)
  • 午後:13:20~16:50まで(210分)
  • 13:00~16:00まで(180分)
配点
  • 選択式:40点満点(各科目5点)
  • 択一式:70点満点(各科目10点)
  • 法令科目:244点満点(46題)
  • 一般常識科目:56点満点(14題)
合格基準
  • 選択式:28点以上(各科目3点以上)
  • 択一式:49点以上(各科目4点以上)
  • ※ただし、毎年合格基準の補正あり
  • 総得点:180点以上
  • 法令科目:122点以上
  • 一般常識科目:24点以上
受験者数/合格率(令和2年度試験)
  • 34,845人 / 6.4%
  • 41,681人 / 10.7%
法改正の出題範囲
  • 試験年度の4月上旬現在で施行されている法令
  • 試験年度の4/1現在で施行されている法令

 
こちらの試験概要を比較してわかることは、次の5つです。
 

試験概要の分析結果

  • 「民法」「行政法」など、行政書士の科目の方が、読解力が必要となる
  • 試験時間は、「社労士が1日」に対して、「行政書士が半日」と短い
  • 社労士は、各科目に基準点が設けられており、合格基準を満たす難易度が行政書士より高い
  • 社労士の方が、合格率が4%ほど低い
  • 法改正の対策できる期間が、社労士の方が短い

 

これだけで見ると、社労士の方が難しい様に思えます。
 

実際に、受験された方はどちらが難しいと感じたのでしょうか。

受験生の肌感を確かめてみましょう。
 

【受験経験者】肌感調査

ツイッターを見ていると、社労士の方が難しいという意見の方が多いように感じます。

実際のツイートをまとめてみました。
 

 

ただ、感じ方は人それぞれです。

行政書士の方が難しいと感じる方もいるようですね。
 


 

社労士試験は、選択問題のみですが、行政書士には記述式問題もあります。

受験生の向き不向きによって、合格難易度は大きく変わりそうです。
 

 


 

受験経験者の意見をまとめると。
 

社労士・行政書士難易度まとめ

  • 社労士は、数字などの正確な知識を覚えることが必須で、暗記が苦手な方は難しく感じる
  • 行政書士の一般常識科目では、何でも出題されるので、勉強範囲が社労士より広く感じる
  • 社労士は、各科目に合格基準点が設けられているので、基準をクリアする難易度はかなり高い
  • 行政書士は、記述式がある分、取っつきにくく、暗記だけで通用しない
  • 社労士の試験時間が長すぎる

 

両資格とも共通しているのが、仕事と勉強を両立しながら取得を目指せる点です。
 

私も、初学者から働きながら社労士試験に合格した経験があります。
 

そんな私の経験談紹介します。
 

初学者が仕事と両立して社労士に合格できた理由【体験談を公開】


 

国家資格と聞くと、受験に専念しないと合格できないというイメージがあるかもしれません。
 

ただ、社労士試験の合格者の8割は、仕事と勉強を両立しながら合格を勝ち取っています。

私もその一人です。
 

「総務部とかで、労務管理や社保の手続きとかの仕事に携わってたんでしょ?」と思われた方、まったく違います。
 

社労士を目指す前は、7年間営業マンとして働き、「36協定?社会保険ってなに?」という状態でした。
 

そんな私が、社労士試験に初学者で合格できた理由を解説します。
 

初学者が社労士になれた5つの理由

私が社労士試験に合格できた5つの理由は、次の通りです。

 

  • 試験科目が身近な法律が多い
  • 基礎を中心に学習
  • 平日でも2時間以上の勉強時間を確保
  • 本試験対策を徹底的に行った
  • 合格するというイメージを持ち続けた

 

試験科目が身近な法律が多い

社労士の試験科目は、労基法や労災法、健保法など会社員の方なら一度は聞いたことがあるものばかりです。
 

「残業代の計算方法」や「仕事中にケガをしたときの補償」「入院時の医療費負担の限度額申請」など、勉強しながら役立つ知識も付けることができました。
 

勉強は、自分の身近なことほど身に付きやすいです。

なるべく「自分の場合はどうなんだろう」という視点を持つようにしましょう。
 

基礎を中心に学習

社労士試験は、過去に出題された論点が繰り返し出題される傾向があります。

またそのほとんどが、基本的な内容です。
 

そのため、過去問を繰り返し何度も解くのが、社労士試験でも一番効果的な勉強法なのです。
 

私は合格した年、1冊の過去問テキストを3周し、自信がない問題は4周、5周と繰り返し解きました。
 

過去問を解く際、難問は飛ばしてOKです。

重要度が高いものを中心に基礎固めをして、余裕があったら解けなかった難問を解いてみる。
 

合格への近道は、基礎を疎かにしないことです。
 

平日でも2時間以上の勉強時間を確保

社労士の合格に必要な勉強時間は、1000時間ほどと言われています。

1年間の学習期間があれば、週に20時間の勉強を確保する必要があります。
 

週休2日制なら、仕事の日は2時間、休日2日間で10時間勉強するイメージです。
 

「仕事の日は疲れて2時間も勉強できないよ」という方は、会社に行く前の時間を有効に活用することをおすすめします。
 

2時間確保のイメージ

タイミング 時間
家を出る前 30分
通勤時間中 1時間
寝る前 30分

 

なんかできそうな気がしてきませんか。
 

ただ、半年以上勉強を継続するには、事前に学習計画を立てることが大切です。
 

学習計画の立て方については、こちらの「社労士試験に必要な勉強時間とは?【時短できる良質な勉強法】」を参考にどうぞ!

勉強テクニック的なことも公開しています。
 

社労士試験に必要な勉強時間とは?【時短できる良質な勉強法】
「社労士の合格に必要な勉強時間ってどのぐらい?」「勉強時間をなるべく短くする方法を知りたい!」「参考になる学習スケジュールは?」こんな疑問をお持ちの方はいませんか。本記事では、現役の社労士である著者が、過去に社労士試験に合格したノウハウをすべて公開します。これから短期合格を目指して勉強をスタートする方必見です!

 

本試験対策を徹底的に行った

本試験直前は、一番成績が伸びる時期です。

そんなタイミングには、本試験対策は欠かせません。
 

本試験対策一覧

  • 法改正対策
  • 一般常識対策
  • 横断学習対策
  • 選択式対策
  • 予想問題対策など

 

これらはもちろんですが、特に私が意識したのが、本番に近い状態で問題を解く練習です。
 

その時意識していたのは、次のことです。
 

  • 自宅以外で解く
  • 本番と同じ時間帯に問題を解く
  • 選択式は必ず3点の基準点を意識
  • 択一式は、時間配分を意識
  • 必ず解答はマークシートで行うなど

 

休日など、まとまった時間が取れるときには、やっておくべきおすすめの対策法です。
 

合格するというイメージを持ち続けた

年に1回の資格試験は、精神面で成績が大きく左右されます。
 

ほとんどの方が味わったことがある、会場で全員の頭が良く見える現象です。

これも精神面からくる思い込みです。
 

本番直前は、ポジティブの気持ちが大切です。

私は、本番の時、こんな気持ちを持って臨みました。
 

  • 人と競う必要はない
  • わからない問題も必ず出る、わかるものから解いていこう
  • 絶対今年合格する

 

受験勉強の途中で挫折する人は、大勢います。

本試験まで、勉強を継続できたことに、自信と誇りを持って臨んでください。
 

ここまでの解説で、「社労士に合格するのってこんなに大変なんだ」と思われた方もいるでしょう。
 

確かに大変ですが、毎年4万人近くが受験するほどの魅力がある試験です。
 

では、「なぜこんなに多くの方が受験するのか」「社労士の将来性はどうなのか」を見ていきたいと思います。
 

これから社労士のニーズが増え続ける理由

なぜ多くの人が、こんな大変な思いをして、社労士を目指すのでしょうか。
 

今回は現役社労士の私が、特に感じる2つ理由に焦点を当てていきます。
 

  1. どこにでも転職可能
  2. 労務管理はプロに任せた方が安心

 

1.どこにでも転職可能

社労士の資格を持っていると間違いなく転職に有利です。

現在、日本で主流の雇用制度は、終身雇用制度によるメンバーシップ型の雇用です。
 

しかし昨今、大手企業を中心に、米国で主流のジョブ型雇用にシフトする動きが出始めています。
 

ジョブ型雇用の普及により、これからの採用活動においては、専門の知識がある人材を求める企業が増えていくでしょう。
 

社労士は、労務管理や労働・社会保険諸法令などに精通しています。

それらの知識は、基本を押さえれば、どの業種にも転用が可能です。
 

現在の企業の総務部では、入退社の手続きしていればいいという時代ではありません。
 

社会から企業が求められていることは山ほどあります。
 

  • 法改正に対応した労務管理
  • 時代の流れ、雇用制度にあった人事評価制度の見直し
  • パワハラ・セクハラ防止策の強化
  • 有休・育休取得促進
  • 障害者・高齢者雇用の促進など

 

挙げればきりがありません。
 

そのため専門的な知識を持った人材を企業は、求めているのです。
 

また昨今、労使間での労働トラブルが増加しており、対応が遅れると労務管理の担当者だけでは、解決できない事態に発展し兼ねません。
 

そんな時に活躍するのが、「特定社会保険労務士」です。

特定社労士は、紛争解決手続代理業務を行うことが可能です。
 

紛争解決手続代理業務は、民事上の訴訟を裁判外で、解決しようとする方のために、公正な第三者として、解決を図る手続きのことです。
 

本手続きの代理人として、あっせん、調停、仲裁の手続きを行うことができるのが、「特定社労士」なのです。
 

しかも平成27年4月から、特定社労士が単独で代理できる紛争の目的価額の上限が60万円から120万円までに引上げられ、仕事の幅が広がっています。
 

労使間の紛争が増加している現代社会を鑑みると、社労士の需要が伸び続けるのは明白なのです。
 

2.労務管理はプロに任せた方が安心

今後、人事・総務部が行っていた仕事をアウトソーシングする企業が増えていくことが予想されます。
 

それは、次のような理由により、社内の人材だけでの対応が難しくなっているためです。
 

  • 働き方改革による労務管理の複雑化
  • 行政機関への書類作成の煩雑化
  • テレワークによる人事評価制度の見直し
  • 労使間トラブルの増加など

 

以下は社労士の認知度と利用率の調査結果です。


《参考元》【全国社会保険労務士会連合会】社労士のニーズに関する企業向け調査結果について

 
認知度は高いものの、利用率は6割弱と、まだまだ伸ばせる余地があると言えます。
 

新型コロナウィルスの影響で、飲食店や宿泊施設などのサービス業を中心に、失業者・休業者が増加しています。
 

店舗の休業に伴い、雇用調整助成金を申請した事業主の方も多いかと思います。
 

この助成金手続きの代理業務は、社労士の独占業務の一つになっています。
 

そのため、今回の件で、社労士の存在感が高まっており、今後需要が伸びる可能性が高いと言えます。
 

他にも社労士の魅力や将来性に、フォーカスしたいところですが、詳しくはこちらの「社労士資格の未経験での活かし方【社労士の実態と将来性を徹底分析】」で解説しているので、興味のある方はどうぞ!
 

社労士資格の未経験での活かし方【社労士の実態と将来性を徹底分析】
社労士の資格の活かし方について徹底解説します。社労士の勉強をしようと思っている方で、こんな疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか?「社労士の資格を取ったらどんなことができるのかな?」「今まったく違う業種だけど、大丈夫?」「年収ってどのぐらい?」これらすべての疑問を解決します。ぜひご覧ください。

 
ここまでの解説で、「社労士試験を受験をしてみたい!」と思った方は、これからの行動が大切です。
 

「これがしたい」と思った時に、すぐ行動に移せる人は、ほとんどいません。
 

資格試験は、少数派になるためにどうするかを工夫することが大切。

周りより先に行動すると、少数派になれる可能性が高まります。
 

では最後に、すぐ勉強を始めたい方向けに、「仕事と勉強を両立するときにおすすめの社労士講座」を紹介します。
 

【仕事と勉強を両立する人向け】おすすめ社労士講座を紹介


 

普段仕事で忙しい方が勉強を両立する際、受講すべき講座の特徴は次の通りです。
 

両立におすすめ講座の特徴

  • 通信講座
  • テキストがカラー
  • 10年分以上の過去問が収録されている
  • 通勤時に講義を視聴できる
  • 合格に必要なものが揃っている

 

以上の5つの特徴が揃っている講座を2つ紹介します。
 

【受講者数NO.1】フォーサイト


 

1つ目は、初学者に一番支持されている「フォーサイト」です。

累計7.8万人の方が受講しています。
 

フォーサイトの特徴は、次のとおり。
 

フォーサイトの特徴

  • 初学者に優しいフルカラーテキスト
  • 挫折しづらい薄型テキスト
  • 充実したeラーニングシステム

 

受講生アンケートによると、フォーサイトを受講する6割の方が初受験という結果が出ています。
 

それだけ、初学者の方の受講意欲を刺激した講座だと言えます。
 

【フォーサイト】受講生アンケートはこちら
 

特に初学者の方が挫折しないためのテキストに定評があります。
 

フォーサイトのテキストでは図や表を使って、なるべく文字の量を減らす工夫がされており、フルカラーで記憶に残りやすくなっています。
 

テキストの特徴はそれだけではありません。
 

フォーサイトは、合格ラインギリギリを狙って、最短合格を目指す講座です。

本試験に出る可能性が高い論点だけに、絞られているため、テキストの厚さは業界最薄です。
 

またeラーニング学習といえば、フォーサイトと言われるほど、充実しています。

紙のテキストがなくても、スマホ一つで何でもできます。
 

外で勉強することが多く、eラーニング学習にこだわる方は、フォーサイトがおすすめです。
 

【無料】フォーサイト資料請求&受講申込みはこちら

 

フォーサイトには、3つのバリューセットがあります。

バリューセット1には、試験直前対策が付録されませんので、ご注意ください。
 

バリューセットの選び方は、こちらの「フォーサイト社労士バリューセットの選び方ガイド!最短合格への最適コースを見つけよう」をご覧ください。
 

フォーサイト社労士バリューセットの選び方ガイド!最短合格への最適コースを見つけよう
「フォーサイト社労士のバリューセットってどれを受講すべき?」「それぞれの特徴を知りたい!」「受講申込の手順は?」こんな疑問にお答えします。 フォーサイトのバリューセットは初学者から再挑戦者まで効率的に合格を目指すことができます。高品質な教材とサービスで、みなさんの社労士試験の合格を全力サポートしてくれます。

 

他社の講座を受講された方は、フォーサイトだと少し物足りなく感じるかもしれません。

その場合は、アガルートがおすすめです。

 

【合格実績NO.1】アガルート


 

2つ目は、2020年度試験の合格実績が、通信講座で最も高い「アガルート」です。

その合格率は、全国平均の4.5倍の28.6%です。
 

アガルートの特徴は、次のとおり。
 

アガルートの特徴

  • 出題カバー率90%の網羅的テキスト
  • 重要論点がわかりやすいフルカラーテキスト
  • スマホで視聴可能なWEB講義
  • 質問無制限の充実したフォロー体制

 

アガルートの最大の特徴は、その網羅性です。
 

「総合講義」での、令和元年度試験の出題カバー率は、「選択式95.0%、択一式94.3%」となっています。
 

社労士試験は、7割の得点で合格できる試験です。

それを考えると、アガルートの講座内容を理解できれば、合格に必要な知識を身に付けることができます。
 

またテキストには、過去に出題された箇所が、太字のアンダーラインで記されているので、選択式対策にもなります。
 

スマホで、WEB講義が視聴できるため、勉強場所を選ばないのも魅力の一つでしょう。

さらにアガルートのWEB講義には、しおり機能が付いているので、苦手分野の克服にも効果的です。
 

他社よりサポート体制が整っているのも、アガルートの強みになっています。
 

アガルートのサポート体制

  • 疑問点は無制限で質問可能
  • 専属講師との定期カウンセリング

 

質問回数を制限している会社もありますが、アガルートはfacebookグループで回数無制限で質問可能です。
 

他の受講生と悩みを共有したり、議論することで、挫折防止・知識向上にも繋がります。
 

また毎月、専属講師のカウンセリングを受けることができるオプションもあるので、受験に不安な方にはおすすめです。
 

【無料】アガルート資料請求&受講申込みはこちら

 

以上おすすめの通信講座2社を紹介しました。

なるべくコンパクトに学習したいならフォーサイト網羅的に学習したいならアガルートを受講するようにしましょう。
 

本記事のまとめ

  • 社労士試験は、過去10年の合格率が平均6%台の難関資格である
  • 社労士試験に合格するには、試験の特徴を理解することが大事
  • 受験者の8割が、働きながら合格を目指している
  • 社労士は、独立にも転職にも有利な資格である
  • 仕事と両立して勉強する場合は通信講座がおすすめ
  • 特におすすめの講座が「フォーサイト」と「アガルート」
  • WEBメインで学習したいなら「フォーサイト」
  • 受験勉強を継続するのが不安なら「アガルート」
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