【合格率25.7%!】フォーサイトの社労士講座の評判は?
昨今、資格取得講座のトレンド大きく変わろうとしています。
その一番の要因は、新型コロナウィルス感染症の拡大によるものです。
感染症拡大を懸念して、通学型の学習方法から通信型・eラーニングによる方法へ移行する方が急増しています。
その通信講座の中でもよく耳にするのがフォーサイトではないでしょうか。
フォーサイトの合格率は、全国の平均を大きく上回る実績となっています。
2018年度の社労士試験の合格率に至っては25.7%で、全国平均のなんと4.08倍です。
この数字を見てこんな疑問を抱く方は多いでしょう。
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本記事では、データや口コミを公開し、みなさんが抱える疑問をすべて解決します。
特に合格率に関しては、みなさんが一番気になるポイントだと思います。
信頼できる厚生労働省が公開しているデータも使って、他の通信講座よりフォーサイトの合格率が高いことを証明していますので、ぜひ最後までご覧ください。
受講者の声
はじめに、フォーサイトを受講して社労士試験に合格された方の口コミを見ていきましょう。

30代 男性
ネット環境がなくてもどこでも見れる講義動画が魅力的
トラック業界は、長時間労働・過労死が多い業界です。
そこでトラックドライバーが社労士になったらどうだろうと考えたのが、きっかけです。
ダウンロードすればどこでも講義が受けられる講義動画と見やすいテキストの2点でフォーサイトに決めました。

20代 女性
思い立って5カ月でのスピード合格!そして希望通り社労士に!
友人からの質問をきっかけに、人の役に立てる仕事がしたいと一念発起し、学習を開始しました。
本格的に勉強しようと思ったのが4月、その年の試験まで4カ月ちょっとなので、通学の場合、その通学時間が無駄だなと思いました。
そこで最初から自分のペースで毎日やりたいところまで勉強できる通信教育の方が良いと思って、フォーサイトにしました。

30代 男性
最初は受講料の安さに惹かれて決めたが、これが大正解!
平日は仕事、家庭には小さな子供がいるので予備校通学は無理な状況でした。
また、あまり意思の強い方でもないので独学という選択肢もなかったですね。
そのため、必然的に自分のペースでこなしていける通信教育ということになったのですが、フォーサイトのリーズナブルな受講料はとても魅力的でしたね。
無料サンプルを確認してみて「安かろう、悪かろう」ではないことがすぐにわかりましたから、安心して受講に踏み切ることができました。

30代 女性
育児休暇を利用して子育てをしながら一発合格!
育児休暇中に一発合格したいという想いがあり、通学では育児をしながらの勉強が無理だと考え、通信教育で受講することに。
インターネットで社労士の通信教育を調べたところ、テキストの見やすさやわかりやすさと合格率の高さが決めてとなりフォーサイトを選びました。

40代 男性
他社のサンプルと比較してもテキストが見やすい・わかりやすい・合理的!
通信講座を受講しようと、実際に各社からサンプルを頂いて、比較をしたときに、本当にフォーサイトのテキストは必要なことだけ書かれていて、合理的で見やすい、わかりやすいっていうのが、比較して実感できたのでフォーサイトを選びました。
また、教材が届いて中身を確認すると、テキストや問題集だけでなく、いろんな他のグッズが入っていて、ちゃんと会社として、受講生を盛り立てていこうという気持ちが非常によくわかる中身だなと感じました。
やはり、フォーサイトの基本コンセプトである「高い合格率、スピード学習、低価格」に魅力を感じてフォーサイトを選んだ方が多いようですね。
当然ですが、受講した方の中には、不満の声もあります。
正直得点グッズがしょうもない。

これは個人の好みなので、何とも言えません。
ただ会社としては少しでも受講生の気持ちを盛り立てようというサービス精神だと思います。
質問回数が足りない。有料で質問の権利を買うという制度もどうかなと。

バリューセット1だと、無料質問が10回までです。
10教科あるので、1教科1回になります。
勉強初めてすぐは、質問を控えて、勉強を進めながらどうしてもわからないところだけ質問するという風にすれば、十分足りるかなと個人的には感じますね。
意外と悩んでいるところってネットで調べたらすぐわかったり、法解釈の部分は、勉強を進めていくことで理解できる部分はたくさんあります。
また追加質問が有料なのは、別にこの追加料金で儲けようとしているわけではないかと思います。
あくまでも「それテキストをよく読めば載ってない?」というような質問がいっぱいきて、他の重要な質問に答えるのが遅くならないためでしょう。
全額返金保証制度がない。

今まで他社にはあり、要望が多かったみたいですね。
今年からでき、改善されました。
通信講座を受講することは、決して安い買い物ではありません。
こういった口コミや企業側が出しているデータなどを総合的に判断して、自分に合った通信講座を見つけるようにしましょう。
フォーサイトの通信講座が、どんな人に向いているかは「【失敗談】フォーサイトで社労士試験合格に2年かかった理由」で深堀しています。

また私の1年目の受験勉強の失敗談と、その失敗をいかにして克服し、2回目の社労士試験で合格に至ったかも解説してますので、ぜひご覧ください。
では次はフォーサイトがどういった会社で、多くの受験生に支持される理由を探っていきましょう。
フォーサイトという会社
フォーサイトは、企業向けの研修専門会社として1993年に創業し、2004年から通信講座事業を開始しています。
NPO法人ともパートナーシップを組み、世界各国で教育支援活動を行い、社会貢献にも注力している企業です。
フォーサイトの通信講座の特徴や実績として次のようなことが挙げられます。
- 合格率調査では圧倒的に全国平均上回る講座が多数ある
- 累計受講者数24万人(2019年度実績)
- 2004年から本格的に資格取得の通信講座事業を開始し、eラーニングも積極的に展開
- 2019年度時点で、16の資格試験講座がある
- コロナ禍で通学型の予備校がけん制されていくことが予想されるため、今後さらに受講者数が伸び、たくさんの資格講座も増える見込みである
- 高い合格率、スピード学習、低価格が基本コンセプト
フォーサイトの一番の特徴は、圧倒的に全国平均を上回る合格率です。
以下は資格別の合格率と全国平均との比較数字です。(2018年度実績)フォーサイトの一番の特徴は、圧倒的に全国平均を上回る合格率です。
資格講座名 | 全国平均との比較 | フォーサイト実績 |
行政書士 | 2.94倍 | 37.3% |
社労士 | 4.08倍 | 25.7% |
宅建 | 4.54倍 | 70.8% |
FP2級 | 2.06倍 | 83.7% |
簿記2級 | 2.8倍 | 35.5% |
通関士 | 3.42倍 | 50% |
この中でも全国平均の合格率が6%台と難関資格である、社労士試験の対策講座の特徴を見ていきましょう。
他社との比較をしながら解説していきます。
フォーサイト社労士講座の特徴
項目別他社比較
フォーサイト | 他社の通信講座 | |
合格率 | 23.7%(2019年度) | 10%台がほとんど
※公開していない会社もある |
標準学習時間 | 3~6カ月 | 6~12カ月 |
テキスト |
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講座 |
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金額 | 一番安いバリューセット1は、75,800円 |
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続いては、金額と合格率について、詳しく見ていきます。
まずは通信講座メイン5社の受講料をランキング形式で見ていきましょう。
受講料の5社比較
主要の通信講座5社 受講料安値ランキング | ||
1位 | スタディング | 75,000円 |
2位 | フォーサイト | 75,800円 |
3位 | U-CAN | 79,000円 |
4位 | アガルート | 148,000円 |
5位 | クレアール | 180,000円 |
フォーサイトは2番目の安さです。
通信講座の相場として、10万円前後なので、相場に比べて相当安価です。
一番安いスタディングは、2019年に開校したばかりの新興の通信講座です。
スタディングが出てくるまでは、フォーサイトが一番の安さと一番高い合格率という実績がありました。
さらにスタディングは、「直前対策」と「合格模試」の付録がないものは、55,000円と驚異の安さになっています。
新興の講座のためまだ実績がないのが難点です。
それに比べ、フォーサイトの強みは安さだけでなく、その実績です。
公開していないところもある中、フォーサイトは過去の合格率をしっかりと公開しています。
過去7年間の合格率比較表
試験年度 | 全国の合格率 | フォーサイトの合格率 |
2019年度 | 6.6% | 23.7% |
2018年度 | 6.3% | 25.7% |
2017年度 | 6.8% | 21.4% |
2016年度 | 4.4% | 17.2% |
2015年度 | 2.6% | 7.9% |
2014年度 | 9.3% | 30.6% |
2013年度 | 5.4% | 21.6% |
過去最低の合格率だった2015年度でも、全国平均の3倍以上の合格率の実績をあげました。
その要因の一つとして挙げられるのが、「道場破り」です。
道場破りは、フォーサイトが特許を取得している独自のeラーニングシステムです。
道場破りは最強
- 学習スケジュール作成
- 好きな時間に好きな場所で、講義を受講
- ゲーム感覚で、腕試し確認テスト
- 挑戦状でモチベーションをキープ
- 学習の進捗状況をスケジュールを見ながら確認
- 講師や専任スタッフに質問可能
「道場破り」を利用すれば、以上のことがスマホ一つで、外出先や日中のスキマ時間などに無駄なく行うことができます。
フォーサイトを選ぶ方は「低価格」「高い合格率」「道場破り」に魅かれて、受講する方がほとんどです。「道場破り」を利用すれば、以上のことがスマホ一つで、外出先や日中のスキマ時間などに無駄なく行うことができます。
ただこれらの特徴は、決していいことばかりではありません。
次は、今まで紹介してきたフォーサイトの特徴から見るデメリットを検証したいと思います。
フォーサイトの特徴から見る弱点
特徴や強みというのは、裏を返せばそれが弱点になったりするものです。
フォーサイトの特徴から4つのデメリットを考えていきましょう。
1.好成績を目指したい人には向かない
フォーサイトの社労士講座は、合格ラインギリギリを狙っているので、厳選されたものだけがテキストに記載されています。
過去問をやりながら重要なところは、テキストに書き足していくことで、ようやく合格のためのテキストが完成するって感じですね。
ですので「おれは満点を取るんだ!」という人は、絶対に向かない講座です。
やめておきましょう。
2.最安値ではない
以前は業界最安値でしたが、2019年にスタディングの登場で風穴を開けられてしまいました。
総合的に見ればフォーサイトの方が優良な講座ですが、「業界最安値ではない」というのは、それを押してきたフォーサイトにとってはデメリットになるでしょうね。
3.継続しづらい
通信講座の中では、スタディングに次2番目の安さです。
それがメリットであり、デメリットになります。
安いということは、受講するハードルが低く、その分挫折する人も多いと言えるでしょう。
また社労士講座の標準学習時間を3~6カ月と謳っていることで、簡単な試験なのではないかと勘違いして受講する人もいなくはないでしょう。
そういう勘違いをする人を減らす宣伝の仕方も考えないといけませんね。
4.合格率がイマイチ信用できなくて不安になる
先ほど過去7年間のデータを出しましたが、全国平均の合格率が1桁台にも関わらず、ほとんどの年が20%を超えています。
確かにちょっと怪しくて、俄かには信じがたいですよね。
でも事実なのです。
それでも疑い深い方のために、次の章では教育訓練給付制度について解説します。
何が関係あるのかというと、教育訓練給付制度の対象講座は、厚生労働大臣の指定を受ける必要がありますが、指定を受けたら過去の受講者数や合格率などを公開する義務があります。
そのためそのデータを使って、先ほどのフォーサイトの合格率を検証できますので、教育訓練給付制度と合わせて見ていきましょう。
教育訓練給付金制度(厚生労働省データ公開)
みなさん雇用保険に加入していますか。
わからないという方は、給与明細を見てください。
雇用保険の項目に、金額入っていたら加入しています。
なぜそんなことを聞くかというと、雇用保険1年以上加入している方は、社労士講座を受講する際、国から受講料の一部を補助してもらえる可能性があります。
それが教育訓練給付制度で、大きく「一般教育訓練給付」と「専門実践教育訓練給付」に分けられますが、社労士講座は、「一般教育訓練給付」の対象となるので、「専門実践教育訓練給付」に関する解説は割愛します。
詳細を知りたい方は、「教育訓練給付制度を活用したい!【失業してないあなたも受給できます】」を参照してください。

一般教育訓練給付の内容はざっくりまとめました。
- 受講料の20%の補助
- 限度額は10万円まで
- 支給額が4,000円を超えなければ支給されない
- 受講したい講座が、厚生労働省の指定を受けていないといけない(通学も通信も)
- 合格する必要はないが、本試験を受けないと支給されない(他にも講座別に条件あり)
厚生労働大臣の指定を受けている講座を調べたいときは、「教育訓練給付制度 検索システム」で検索できます。
当然、フォーサイトの講座も厚生労働大臣の指定を受けています(バリューセット1、2のみ)。
ここに載っている講座は、少なからず厚生労働大臣のお墨付きがあるということです。
すべてはそうとはいいませんが、ここで載っていない講座はあまりおすすめしません。
指定を受けられない理由があるのかな?とか思ってしまいます。
受講者の方のことを第一に考えるのなら、指定を受けるべきですしね。
この検索システムを使えば、指定講座別の受講者数、合格者数などの情報を入手することができます。
このデータは、厚生労働大臣に提出することが義務付けられているものなので、信頼できるデータであることは間違いありません。
むしろ改ざんされていたらまずいです。
H30年度が最新のデータなので少し古いですが、通信とeラーニングの社労士講座に絞って、検索した結果が以下の通りになりました。
厚生労働大臣指定教育訓練講座 資格取得状況(平成30年度) | |||||
企業名 | 受講修了者数 | 資格受験者数 | 受験率 | 合格者数 | 合格率 |
クレアール | 137名 | 119名 | 86.9% | 17名 | 14.3% |
フォーサイト | 3,233名 | 1,984名 | 61.4% | 384名 | 19.4% |
U-CAN | 440名 | 216名 | 49.1% | 30名 | 13.9% |
TAC | 457名 | 401名 | 87.7% | 22名 | 5.5% |
※検索対象:「通信、eラーニング」「受講修了者数100名以上の講座」「一般教育訓練講座」
※1企業に複数の講座が場合は、一番受講者数が多い講座を対象としています。
注目してもらいたいのが次の項目です。
フォーサイトの受講者数と合格率は圧倒的
フォーサイトは、他と比べて圧倒的な受講者数と合格率を誇っています。
このデータは、受験2.3年目の方は、ほぼ入ってないと思われるので、その合格者数も加味すればフォーサイトが公開している合格率は信頼性が高いと言えるでしょう。
クレアールとTACの受験率が圧倒的
受験率になんで、注目するのかというと「受験率 = 本試験まで挫折しなかった人数」と言えますよね?
クレアールとTACは80%以上と非常に高く、フォーサイトは60%台ですので、圧倒的な差があります。
挫折する人をどれだけ減らせるかが、フォーサイトの今後の課題でしょう。
教育訓練給付制度の特異性から一発合格者のデータとも言える
教育訓練給付制度は2年連続で、受給することはできません。
前回の受給から3年間は受給できないようになっています。
大体の人は不合格になることを想定して、10万円近い受講料を払わないと思うので、1年目で給付金を活用するでしょう。
「給付金について知らなかった」「雇用保険の加入期間が1年未満で受給できなかった」などの場合は別ですが。
つまりこのデータは、ほとんどが受験1回目の人の実績となります。
ここのデータでも合格率が一番高いフォーサイトは、短期合格できる可能性が他の講座より高いと言えるのではないでしょうか。
以上のことから次のような方は、フォーサイトの社労士講座で、合格を目指すことをおすすめします。
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すべて満たしている方は、受講する価値はかなり高いと思いますので、一度フォーサイトのHPをご覧ください。
本記事のまとめ
- フォーサイトの基本コンセプトは「高い合格率、スピード学習、低価格」
- 社労士試験の合格率は、全国平均の4倍以上!
- 独自のeラーニングシステムを持っている
- 強みであることがデメリットにもなっている
- フォーサイトの合格率は、厚生労働省のデータからも裏付けされた信頼できるデータである
本記事をとおして、フォーサイトの社労士講座が優良であることが、お分かりいただけたかと思います。
ただ、「通学型」「通信型」でそれぞれメリット・デメリットがありますし、会社によってもそれぞれ特徴があります。
どんなにいいテキストがあっても、あなたに強い意志がなければ使いこなすことはできません。
まず1日のスケジュールを紙に書きだし、「どこで勉強ができそうか」「1日どのぐらいの勉強時間を確保できそうか」を洗い出すことから始めて下さい。
きっとあなたのライフスタイルや性格に合った講座を見つけられるはずです。