簿記3・2級の同時合格者が教える通信講座の選び方【おすすめ3選と無料講座を徹底分析】

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簿記講座

簿記3・2級の同時合格者が教える通信講座の選び方【おすすめ3選と無料講座を徹底分析】

 

  • 簿記ってどんな資格?
  • 転職や経理実務で役に立つの?
  • 簿記2級と3級の難易度は?
  • 目安の勉強時間ってどのぐらい?
  • 独学と通信講座のどっちで学習すべき?
  • おすすめの通信講座は?
  • 無料で勉強する方法を知りたい!

 

こんな疑問やお悩みはありませんか。

私は普段、一般企業で経理や総務、労務管理などに従事している現役の社労士です。
 

過去に簿記3級と2級を3ヶ月で、同時合格した実績があります。
 

 
そんな私がみなさんの簿記に関する疑問について丁寧に解説します。
 

簿記3級と2級ってどんな資格?転職や実務に役立つのか?


 

簿記の資格で一番メジャーなのが、商工会議所が主催する日商簿記検定でしょう。
 

日商簿記検定は、難易度別に以下の等級に分けられています。

 

等級別の難易度

等級 難易度
3級 基礎知識レベル
2級 経営管理に役立つ知識が得られる
1級 公認会計士・税理士の登竜門と言われる最難関の等級

 

私は、1級の受験経験がないので、今回は2,3級について詳しく解説します。
 

ではまず3級がどんな資格なのか。

勉強したらどんなことが身に着くのかを見てみましょう。
 

簿記3級ってどんな資格?

まず簿記の初学者が合格を目指すのが、この3級の試験です。

「簿記って何?」というところから、商業簿記を修得するために必要な基礎知識を学ぶことができます。
 

商工会議所は、3級のレベルについて次のように公表しています。

業種・職種にかかわらずビジネスパーソンが身に付けておくべき「必須の基本知識」として、多くの企業から評価される資格。
基本的な商業簿記を修得し、小規模企業における企業活動や会計実務を踏まえ、経理関連書類の適切な処理を行うために求められるレベル。

参考サイト:簿記3級|商工会議所の検定試験
 

経理に限らず、営業などの職種の方も身に付けておくべき、基礎レベルの知識とされています。
 

ただ3級の知識があるからと言って、転職に有利になるかは微妙なところです。

一般教養レベルという認識の企業が多いように思います。
 

ただ、経理実務や簿記2級や1級の知識を身に付けるには、簿記3級の知識が大前提です。

経理関係に携わる方にとって、必ず学ぶべき知識と言えます。
 

一方、「転職時に履歴書に書きたい!」という方は、3級学習後に2級の取得を目指すことをおすすめします。
 

簿記2級ってどんな資格?

簿記2級は、リクルートキャリアの調査で「企業が応募者に求める資格」で1位になるほど、転職時に最も評価される資格です。
 

商工会議所が公表している簿記2級のレベルは次の通りです。
 

経営管理に役立つ知識として、企業から最も求められる資格の一つ。
高度な商業簿記・工業簿記(原価計算を含む)を修得し、財務諸表の数字から経営内容を把握できるなど、企業活動や会計実務を踏まえ適切な処理や分析を行うために求められるレベル。

参考サイト:簿記2級|商工会議所の検定試験
 

簿記2級合格レベルまで知識が付けば、財務諸表(BSとPL)のつながりもわかってきて、企業の一連の経理業務をこなすことができます。
 

特に次のような方は、2級を取得する意味が大いにあるかと思います
 

2級を目指すべき人

  • 経理部で管理職を目指したい方
  • 経理の仕事でキャリアアップを図りたい方
  • 簿記1級を目指したい方
  • 公認会計士・税理士等の国家資格などを目指したい方
  • 未経験で経理部への転職をしたい方

 

これらを目指すなら2級レベルの知識は、必須です。

特に未経験者が転職する際は、2級の資格があると相当有利になります。
 

簿記3級2級は転職に有利となる?

簿記の知識はビジネスパーソンとして必須のスキルと言えます。

ただ3級の知識が転職に有利になるかと言えば少し微妙なところ。
 

人気の高い経理部への転職を果たすには、「資格」や「過去の職歴」などを履歴書に書いて、アピールしなければなりません。
 

その中でも簿記2級は、採用担当者にとって一番わかりやすい評価ポイントなのです。

また簿記2級の資格があれば、未経験から経理への転職をすることが十分可能です。
 

その理由は以下の通りです。

 

  • 即戦力として期待される
  • 2級以上から求人数が一気に増える
  • 難易度が高いので、その努力が認められる

 

2021年度より日商簿記検定の試験範囲が大幅な改正となり、簿記2級も今までより実務的な内容が出題されるようになりました。
 

そのため、2級を取得すると未経験でも即戦力という評価を受けやすいです。
 

また求人数の多さも転職しやすい理由の一つと言えます。

3級取得者に比べて、2級以上取得者の求人数は圧倒的に多いです。
 

3級に比べ資格保有者の数が少ないので、ライバルとの差別化を図ることも可能です。

その難易度の高さから「継続的な努力ができる人間」だと評価もされます。
 

転職を検討されている方にとって、簿記2級を取得することは大きなアドバンテージになるのです。
 

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では、商工会議所が主催する日商簿記検定3級・2級は、どういった内容が出題されるのでしょうか。
 

商業簿記検定3級2級の全容【受験時の注意点とは】


 

簿記3級2級の試験概要

まず商工会議所が公表している商業簿記検定3・2級の概要を見てみましょう。

 

3級 2級
試験科目 商業簿記 商業簿記・工業簿記
出題数 3題以内 5題以内
試験時間 60分 90分
合格基準 70%以上
受験料(税込み) 2,850円 4,720円
試験時期(統一試験) 6,11,2月(年3回)

 

どちらも70%以上を取れば合格できる絶対評価の試験となります。

相対評価と違って、合格基準に達すれば全員が合格できるので、努力が報われやすい試験と言えます。
 

ただ、2級の検定から商業簿記に工業簿記が試験科目に加わるので、3級の3倍ほどの範囲を勉強する必要があります。
 

知らない方も多いようですが、簿記検定は受験資格が不要です。

 
そのため、3級に合格していなくても、2級を受験することができます。

実際に、2級から受験される方も多いですし、私のように2級と3級を同時受験する方もいます。
 

2級は試験範囲も広く一筋縄には行きませんが、しっかり対策すれば誰でも合格できる試験です。
 

また受験時には、意外な落とし穴が多いので、以下のことに注意してください。
 

簿記3級2級受験時の4つの注意点

私が実際に受験して感じた注意点をお伝えします。

 

簿記検定の注意点

  • 受講申込み期間が短い
  • 試験開始時間が結構ルーズ
  • 受験票の他に顔写真付きの身分証が必要
  • 3級と2級の同時受験は結構ハード

 

受講申込み期間が短い

どんなに学習しても受験の申込みをしないと、合格できません。

簿記の受験申込みの期間が結構短く、2,3週間ぐらいしかありません。
 

余裕をもって受験対策をしている方ほど気づいたら、申込期限が過ぎていたということにもなり兼ねませんので、必ずスケジュール帳に予定を入れておいてください。
 

試験開始時間が割とルーズ

試験当日は、受験票に集合時間だけ書いてあり、その時間になったら試験の説明・問題文の配布等を行います。
 

私が受験した時は、3級は11時集合で、切り良く11時30分から試験がスタートして、12時30分に終了するのかなと思っていました。
 

が、10分ほどで試験説明等を終えると、11時12分に「では始め!」と合図が掛かりました。(試験は12時12分まで)
 

「そんな会場ごとに試験開始時間がバラバラでいいの?」とびっくりしました。

なのでみなさんも遅れると、すでに試験は始まっているということにもなり兼ねませんので、余裕を持って会場入りしてください。
 

受験票の他に顔写真付きの身分証が必要

試験当日の持ち物は、受験票と筆記用具と時計が定番かと思います。
 

簿記に関しては、受験申込みの際に証明写真を送付しないので、別途運転免許証などの顔写真付の証明書が必要です。
 

お忘れなく!
 

また時計もほとんどの会場であると思いますが、席によっては見づらい場合があります。

ちゃんと自前の腕時計を付けていくようにしてくださいね。
 

3級と2級の同時受験は結構ハード

私は第160回の統一試験で3級と2級を同時に受験しました。

受験勉強中もそうですが、これが受験当日も結構ハードです。
 

私の場合は、「3級:11時集合」「2級:13時30分集合」でした。

時間が空き過ぎないように配慮して頂いているのだと思うのですが、これが結構時間がないのです。
 

3級の試験が終わって、2級の集合時間まで1時間ほどしかなく、「ランチ何にしようかな」なんて考える時間などありません。
 

事前にコンビニで軽食を買っておくことをおすすめします。

また両方の試験が終わってから、ご褒美にいい物を食べるのもありですね!
 

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ここまで簿記検定の注意事項を解説しました。

では実際、簿記3級と2級のそれぞれの合格率ってどんなものなのでしょうか。
 

過去のデータを基に、その難易度を分析してみましょう。
 

簿記2級の難易度は3級とどのぐらい違う?【受験データから難易度と必要な学習時間を徹底分析】


 

簿記3級と2級の難易度は、実際にどれくらい違うのでしょうか。

まずは過去の合格率などを見ながら、3級の難易度を分析していきます。
 

簿記3級の難易度【過去合格率から徹底分析】

商工会議所が公表している簿記3級の受験者データは次の通りです。
 

《簿記3級》過去10回分の受験者データ

受験者数 実受験者数 合格者数 合格率
160(2022.2.27) 52,649名 44,218名 22,512名 50.9%
159(2021.11.21) 58,025名 49,095名 13,296名 27.1%
158(2021.6.13) 58,070名 49,313名 14,252名 28.9%
157(2021.2.28) 70,748名 59,747名 40,129名 67.2%
156(2020.11.15) 77,064名 64,655名 30,654名 47.4%
155(2020.6.14) ※中止
154(2020.2.23) 100,690名 76,896名 37,744名 49.1%
153(2019.11.17) 99,820名 80,130名 34,519名 43.1%
152(2019.6.9) 91,662名 72,435名 40,624名 56.1%
151(2019.2.24) 104,357名 80,360名 44,302名 55.1%
150(2018.11.18) 111,657名 88,774名 38,884名 43.8%
過去10回の平均 46.87%

参考サイト:【商工会議所】3級受験者データ

 
平均合格率だけを見ると、約2人に1人が合格できる試験だとわかります。

なので難易度はそこまで高くなく、合格者の大半が独学で勉強している方になります。
 

勉強期間でいえば、2~3ヶ月程が目安になります。

なので通常100時間ほど勉強できれば、ほぼ確実に合格レベルの知識が付くでしょう。
 

ただ、2級を目指す方は3級の勉強を疎かにしてはいけません。

3級合格を目標にするなら、3級の内容を完璧にしなくても合格は可能ですが、2級に進んだ時に必ず躓きます。
 

そのため、2級の合格を目指す人ほど、3級の学習に時間を掛けてください。
 

では続いて、簿記2級がどれくらいの難易度なのか見てみましょう。
 

簿記2級の難易度【過去合格率から徹底分析】

商工会議所が公表している簿記2級の受験者データは次の通りです。

 

《簿記2級》過去10回分の受験者データ

受験者数 実受験者数 合格者数 合格率
160(2022.2.27) 21,974名 17,448名 3,057名 17.5%
159(2021.11.21) 27,854名 22,626名 6,932名 30.6%
158(2021.6.13) 28,572名 22,711名 5,440名 24.0%
157(2021.2.28) 45,173名 35,898名 3,091名 8.6%
156(2020.11.15) 51,727名 39,830名 7,255名 18.2%
155(2020.6.14) ※中止
154(2020.2.23) 63,981名 46,939名 13,409名 28.6%
153(2019.11.17) 62,206名 48,744名 13,195名 27.1%
152(2019.6.9) 55,702名 41,995名 10,666名 25.4%
151(2019.2.24) 66,729名 49,766名 6,297名 12.7%
150(2018.11.18) 64,838名 49,516名 7,276名 14.7%
過去10回の平均 20.74%

参考サイト:【商工会議所】2級受験者データ

 
2級の難易度は、3級と比較すると一気に上がります。

勉強期間は4〜6ヵ月で、トータル勉強時間は350〜500時間程必要です。
 

勉強期間だけを見ても、3級よりも3〜4倍難易度が上がることになります。

私も3級の学習も含めて、3ヶ月で450時間ほど勉強しました。
 

過去10回の合格率の平均を見ても、約5人に1人しか合格できない難しい試験だとお分かり頂けると思います。
 

ただ、第158回以降合格率は高めになっており、これから受験される方は第158回以降の合格率に注目すべきでしょう。
 

ではなぜ合格率が高くなっているのでしょうか。
 

簿記2級の合格率は上昇傾向!?【合格率が高まっている3つの理由】

ここ最近の簿記2級の合格率が高くなっている理由は、以下の3つが挙げられます。

 

  • 試験時間と出題範囲の変更
  • ネット試験の開始
  • 2級対策の学習コンテンツの充実

 

2021年度より試験時間が120分から90分に変更となり、試験範囲も一部変更となりました。

それに伴い、過去の試験に比べると、「こんな時間では解けないよ!」という超難問とされる問題が無くなってきているように感じます。
 

また2020年12月からネット試験(CBT試験)が開始されました。
 

自分の学習ペースに合わせて、ある程度受験時期を決めることができるため、多くの方がネット試験を受験するようになっています。
 

それにより、統一試験の受験者層がある程度絞られ、次のような方が多くなっている傾向にあります。

 

  • 簿記1級を目指す方
  • 公認会計士試験の受験生
  • 税理士試験の受験生など

 

つまり統一試験を受験する方の多くが国家資格を目指すような方なので、受験者のレベルが上がり、自ずと合格率を引き上げているのです。
 

また独学で勉強できるコンテンツが増えているのも、合格率を引き上げている要因でしょう。

最近は、次のような新しい学習コンテンツの質を高くなっています。

 

  • YouTube
  • Kindleなどの電子書籍

 

近年、YouTubeで、簿記講座を開設している「公認会計士」や「税理士」の方が増えてきています。
 

会計のプロの方から無料で簿記を学ぶことができるということで、視聴されている方も多いでしょう。
 

また、Kindleなどの電子書籍でテキストを出版している方もいます。

書籍を出版するのは物凄い時間を要しますが、Kindleでは比較的手軽に出版が可能です。
 

そのため、今後多くの有識者の方が簿記のテキストを出版し、もっと充実したコンテンツが増えていくでしょう。
 

以上の理由から今後も、簿記2級の合格率は20%前後を推移することが予想されます。
 

そのため、簿記の勉強を始めるのは、ベストのタイミングだと言えます。

ではこれから簿記3級2級を学習するのに、どの学習方法がおすすめなのでしょうか。
 

おおよその学習コストも比較しながら検討してみましょう。
 

簿記3級2級におすすめの学習方法とは?【独学・通学・通信を徹底比較】


 

簿記の学習方法は、次の3つに分けられるでしょう。

 

  • 独学
  • 通学型の予備校
  • 通信講座

 

それぞれのメリット・デメリットについて見てみましょう。
 

独学【コスパ重視】

3級、2級とも合格することだけが目的なら独学でも十分可能です。

独学の最大のメリットは、学習コストがダントツで安いという点です。

 

《独学》学習コストの目安

  • 3級:2,000~3,000円
  • 2級:4,000~8,000円

 

独学は、本屋やamazonで市販のテキストを購入して勉強するのが主流になります。

この学習方法は、コストをなるべく抑えたい方におすすめです。
 

ただ、デメリットとしては、次の3点が挙げられます。

 

《独学》学習のデメリット

  • 短期合格に不向き
  • 2級は挫折するリスクが高い
  • 深い知識が付きづらい

 

なるべく最短で合格したい方には向かない学習方法です。

相当読解力のある方や過去に独学で難関資格に合格した経験のある方は別ですが。
 

特に2級に関しては、3級と比べて難易度が一気に上がり、独学だと挫折するリスクがかなり高くなります。
 

本を読んで学習するより、動画や実際の講義を聞いて学習する方がはるかに効率的です。
 

「なぜそうなるのか」など、理屈まで解説してくれるので、現場で即戦力として活躍したい方は、「予備校」又は「通信講座」を受講するようにしましょう。

 

《関連記事》簿記3級2級は独学で合格できる?【独学と通信講座のメリットを徹底比較】

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予備校【学生におすすめ】

時間のある学生の方には、通学型の予備校がおすすめです。

周りに学習する仲間もいて学習環境が整っているので、挫折するリスクが一番低い学習方法と言えます。
 

ただ、次のようなデメリットもあります。

 

《予備校》学習のデメリット

  • 学習コストが高い
  • 社会人には向かない
  • 通学するコストと時間が掛かる

 

3つの学習方法の中で、一番学習コストがかかるのが予備校での学習となります。

 

《予備校》学習コストの目安

  • 3級:30,000円程
  • 2級:80,000円程

 

2級は高すぎて、受講できる人は少ないでしょう。

また仕事が忙しい社会人の方は、繁忙期と講義が重なると受講できない日が続き、挫折に繋がる恐れがあります。
 

通学する時間も掛かるので、社会人の方には自分のペースで学習可能な通信講座をおすすめします。
 

通信講座【社会人におすすめ】

普段仕事が忙しくて通学できないけど、自宅や通勤時なら学習ができる社会人の方には、一番おすすめの学習法になります。
 

最大のデメリットは値段でしょう。

 

《通信講座》学習コストの目安

  • 3級:10,000~30,000程
  • 2級:35,000~50,000程

 

予備校ほどではありませんが、安くはありません。

「簿記2級合格」という実績だけほしい方は、独学で勉強することをおすすめします。
 

ただ簿記2級になると、その難易度の高さから通信講座を受講する方が多いのも事実です。

数万円の受講料を払ってでも、通信講座を受講するメリットは結構ありますよ。

 

《通信講座》学習のメリット

  • 2級に合格できる可能性が高まる
  • 理解を伴って問題が解けるようになる
  • 問題を解くテクニックを学べる

 

動画講義などを通じて、効率的に学習を進めることができるのが最大のメリットです。

3級に関しては、理屈を十分理解していなくても、過去問だけを解いていれば合格レベルに達することが可能です。
 

ただ、2級に関しては3級の内容をしっかり理解し、2級の学習範囲も一つ一つ理解してないと合格は難しいでしょう。
 

動画での講義を繰り返し視聴することで、難しい論点も確実に理解できます。

また簿記は問題を解くテクニックが重要です。
 

基礎講座だけでなく、問題集の解き方の解説動画もあるので、どういう風に問題を解くのかを順序立てて理解することが可能です。
 

なので、簿記2級に合格するのに必要な「知識」と「問題を解くテクニック」を同時に身に付けることができます。
 

特に勉強時間を確保しづらい社会人の方には、効率的に学習できる通信講座をおすすめしています。
 

《関連記事》簿記2級の合格率が低い理由【通信講座の本当の合格率を調べる方法】

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それでは通信講座を検討されている方向けに、もう少し簿記の通信講座について深堀してみましょう。
 

簿記の通信講座を徹底分析【通信講座で学ぶべき人とは?】


 

前章では、通信講座を受講するメリットとして、以下の3点があることを解説しました。

 

通信講座受講の3つのメリット

  • 2級を合格できる可能性が高まる
  • 理解を伴って問題が解けるようになる
  • 問題を解くテクニックを学べる

 

最大のメリットは、ムリなく効率的に難関資格の2級に合格できる点です。

では、本当に通信講座を受講すると合格しやすいのでしょうか。
 

実際に通信講座で受験勉強をした私の経験を踏まえて解説しましょう。
 

通信講座って合格しやすいの?

私は通信講座を受講して、初学者から3ヶ月で簿記3級2級に同時合格を果たしました。
 

恐らく通信講座でないと、短期間で2級の合格はできなかったと思います。
 

私が通信講座を受講して合格できた理由は、以下のとおりです。

 

合格できた理由

  • 本気スイッチが入った
  • ムリなく最後まで走り切れた
  • 問題集の解答動画で理解力がアップした

 

それぞれ詳しく解説していきます。
 

本気スイッチが入った

通信講座の受講料は決して安いものではありません。

そのため受講料を払ったことで、「途中で投げ出すわけにはいかない!」と必死になりました。

 
また2級ともなると結構な量のテキストが一気に送られてくるので、焦りも出て尻に火が付きました。
 

私も同じですが、市販のテキストを揃えて、満足してしまう方は通信講座をおすすめします。
 

ムリなく最後まで走り切れた

ほとんどの通信講座では、どういった風に勉強すればいいかガイダンスが必ずあります。

視聴を飛ばす方がいるのですが、ガイダンスは重要なので必ず視聴してください。
 

ガイダンスを視聴することで、勉強の方向性を間違えず、無駄な努力をしなくて済みます。
 

継続的に努力できるのは素晴らしいことですが、一つの論点を理解するのに時間をかけ過ぎるとモチベーションが続かなくなります。
 

なるべく短いスパンで同じ内容を繰り返し勉強するのが、簿記を理解する上で重要なことです。
 

通信講座はテキストだけでなく、動画講義の視聴と組み合わせて学習できるので、時間短縮にもつながります。
 

特に倍速で講義を視聴できる講座があれば、より一層の時短学習が実現可能です。
 

問題集の解答動画で理解力がアップした

簿記検定に合格するには、問題を解くテクニックを学ぶ必要があります。

テクニックを身に着けるには、問題を解いた後「なぜこういう仕分けをしたのか」と振り返る時間を設けることが大切です。
 

通信講座なら問題の解説講義もあるので、実際にどのような手順や理屈で仕分けが切られているかをしっかり理解することができます。
 

問題の解き方の解説に関しては、テキストで学習するより、プロ講師の丁寧な解説で学んだ方が絶対理解が早まります。
 

理解が伴えば、長期的な記憶にも繋がるので、実務や簿記2級以降の勉強にも大きな味方となってくれるはずです。
 

《関連記事》簿記の難易度と取得するメリットとは?【簿記3級2級を3ヶ月で同時合格できた3つの理由】

簿記の難易度と取得するメリットとは?【簿記3級2級を3ヶ月で同時合格できた3つの理由】
「簿記の級ごとの難易度を知りたい」「簿記に合格するメリットって何?」「簿記2級って短期間で合格可能?」こんな疑問お持ちではありませんか。私は、過去に統一試験で3級2級に3ヶ月で同時合格した経験があります。そんな私が「等級別の難易度と取得するメリット」「簿記2級が転職に有利な理由」「短期間で合格できた実体験」などを丁寧に解説します。これから簿記の勉強を始めてみたい方は、ぜひご覧ください。

 

以上、私が通信講座を受講して合格できた理由でした。

ただ、全員に通信講座をおすすめするわけではありません。
 

簿記の通信講座をおすすめできない人・おすすめできる人

おすすめできない人

次のような方は、通信講座の受講をおすすめできません。

 

おすすめできない3つのタイプ

  • 履歴書に書くことが目的の方
  • 趣味・教養として学びたい方
  • 費用を掛けたくない方

 

「転職を有利に進めたい」という理由で、簿記2級の取得を検討しているなら少し考え直した方がいいかもしれません。
 

そもそも簿記2級の難易度は結構高いので、そういう方はモチベーションを維持できない可能性が高いです。
 

本気で経理の仕事に就きたいと思っている方以外は、資格のチョイスをし直すことをおすすめします。
 

また通信講座は、講義動画の視聴期限もあるので、どちらかというと短期合格を目指す方向けです。

一方、教養として学びたいなど、合格を急いでいない方には合わないかもしれません。
 

費用をなるべく抑えたいという方も、まずは市販のテキストなどで勉強を始めるのもいいと思います。
 

おすすめできる人

こんな方は、通信講座の受講にピッタリです。

 

おすすめできる3つのタイプ

  • 短期間で合格したい方
  • 実務で簿記を活用したい方
  • 次のステップを検討の方

 

簿記の合格までの目安期間は、通常3級は2〜3ヶ月、2級は6ヵ月程とされています。
 

通信講座なら早くて「3級2週間」「2級1ヶ月」で合格できる方もいます。

そちらは稀ですが、「3級1ヶ月」「2級2〜3ヶ月」での合格は十分可能です。
 

なるべく短期間で合格を目指したい方は、通信講座が最適です。
 

また通信講座の講師のほとんどが、公認会計士などの実務で簿記を使っているプロの方々です。

そのため、これはよく実務で使うとか滅多に使わないなど、ちょこちょこ実務での話も出てきます。
 

実務を意識しながら勉強を進められるので、挫折防止にも繋がりますし、メリハリをつけた学習も可能です。
 

また私が一番が通信講座をおすすめしたい方は、簿記2級で勉強を終えるつもりのない方です。

つまり簿記2級学習後、以下のような試験を目指す方。

 

  • 簿記1級
  • 公認会計士
  • 税理士など

 

上記のような難関資格も簿記3級で習うような超基礎の知識が非常に大切です。

3級の基礎知識を疎かにすると、難関資格の内容を理解する足枷になります。
 

なので簿記3級2級のような簿記の基本こそ、プロにしっかり習って、基礎固めすべきなのです。
 

将来、公認会計士・税理士に最短ルートで合格したいという方にとっては、通信講座の数万円の受講料は決して高い投資ではないでしょう。
 

以上「おすすめできる3つのタイプ」の内、いずれか一つでも当てはまっていれば、通信講座の受講を検討してみてください。

おすすめできる方のために、続いては通信講座の選び方を紹介します。
 

失敗しない通信講座の選び方

通信講座を選ぶ際、チェックすべきは次の項目になります。

 

通信講座選定のポイント

  • 適正価格か見極める
  • 講義動画・テキストの質の確認
  • 自分のゴールを決めておく
  • 受講生の評判をチェック

 

適正価格か見極める

まず受講料は、講座選びで最重要項目でしょう。

大体どの通信講座も、他社を意識した価格設定になっているので同価格帯になっています。
 

ただ、2,3級対策の講座や2級対策だけの講座など、各社さまざまな対策講座を揃えています。

他社と比較する場合は、同等の講座かどうかをしっかり見極めてください。
 

また教育訓練給付の対象講座を受講すれば、更にお得に通信講座を受講することが可能です。

そのため、各社の公式サイトで、教育訓練給付の対象講座か受講前に確認するようにしましょう。
 

「まず、教育訓練給付って何?」という方は、こちらの「一体ナゼ!?フォーサイトの受講料が2割戻ってきたワケ【教育訓練給付制度を現役社労士が徹底解説】」を見て頂ければと思います。
 

フォーサイトで教育訓練給付制度を活用!【資格取得をもっとお得にする方法】
「教育訓練給付制度って?」「対象者はどんな人?」「フォーサイト社労士講座も対象?」「申請方法がわからない」現役社労士が「教育訓練給付制度」について丁寧に解説します。 フォーサイトの社労士講座で、教育訓練給付制度を活用し、費用を抑えながら効率的に資格取得を目指しましょう。詳しい制度の解説、申請方法や講座の魅力をチェック!

 
他社比較は、次章で行いますので、すぐ見たい方はこちらから飛べます。
 

講義動画・テキストの質の確認

通信講座は、講義動画の内容で8割が決まると言っても過言ではありません。

通信講座を選ぶ際、以下の機能や特徴があるか確認しましょう。

 

  • 倍速機能があるか
  • ダウンロードできるか
  • 単元が細切れか

 

倍速で視聴できるのは、マストです。
 

個人的には、1.5と2倍速があれば十分かなと。

次のように倍速機能を使い分ければ、メリハリの付けた学習が可能です。

 

視聴速度の使い分け

通常 1.5倍速
理解している単元 2倍速
理解できていない単元 1倍速

 

また通勤の電車の中などスマホなどで視聴すれば、無駄なくスキマ時間に学習をすることができます。
 

今はネットが繋がれば視聴ができるものがほとんどですが、通信環境に依存しないようにダウンロードできると尚便利です。
 

スキマ時間の学習には、短い講義だと学習しやすいので、単元ごとの講義時間もチェックするといいですよ。
 

1単元30分程度で区切られていると、集中して最後まで視聴することができます。

ほとんどの講座で、無料のサンプル講義を視聴することができるので、必ず候補の講座すべて取り寄せるようにしてください。

その際、テキストにも目を通して、市販の物と比較して理解しやすそうかも確認しておきましょう。
 

また目標の試験日までに、参考の勉強時間をムリなく(なるべく余裕を見て)確保できるかもチェックが必要です。
 

自分のゴールを決めておく

資格の勉強をする上で、一番重要なのが、目的を明確にすることです。

自分が目指すゴールによって、受講すべき講座が変わってきます。
 

2級または3級をいつか合格することが目標という方は、独学で十分です。
 

自分のゴールを、その先の1級や公認会計士・税理士などの国家資格に設定している場合は、それらの講座を展開している通信講座を受講することをおすすめします。
 

一度受講したことがある講座の方が、要領もわかっているので、ストレスなく勉強を継続できます。
 

「簿記2級合格で終わるのか、それともその先の資格を目指すのか」そこを一旦考えてみてください。
 

受講生の評判をチェック

講座の実績や受講生の評判をチェックすることも、重要なポイントの一つです。

 

  • 過去に短期合格した実績があるか
  • 模試や予想問題集などの評判
  • 講師陣の評判など

 

受験勉強は短いに越したことはありません。

過去に短期合格をした受講生が多い講座は、それなりに理由があるものです。

模試や予想問題集にも各社の特徴が現れたりします。
 

評判は、公式サイトを見るのではなく、SNSなどでチェックするようにしましょう。

合格できなかった方の声など、リアルな評価を聞くことができます。
 

また講義をしてくれる講師の方も重要です。

講師業というのは、特殊な仕事なので、癖のある方が多いです。

 

  • 話し方の癖が強い
  • 余談が多い
  • 無駄がなく講義が単調など

 

講師によって特徴はさまざまです。
 

どれが良い悪いではありませんが、自分がいかに理解しやすく、飽きず勉強を続けられるかで選んでください。
 

以上、通信講座を選ぶ際の4つポイントを解説しました。

サンプルと合わせて、口コミをチェックすると、受講後のミスマッチを限りなく軽減できます。

それでは最後に、合格者がおすすめする通信講座4社とそれぞれの口コミを見ていきましょう。
 

必ずみなさんにピッタリの講座が見つかりますよ!
 

わかりやすい通信講座ランキング【講座別の口コミと特徴を徹底解説】


 

私が資料請求や口コミを通じて、得た情報からおすすめする通信講座ベスト3を紹介します。

対象の講座は、3級2級を同時に合格できる講座となります。
 

ランキングは以下の通りです。

 

合格者が選ぶ通信講座ベスト3

順位 講座名 公式サイト 無料資料請求
1位 クレアール 公式サイトへ 【無料】講義サンプルDVD&パンフレットはこちら
2位 スタディング 公式サイトへ 【無料】ガイダンス&講座のお試しはこちら
3位 フォーサイト 公式サイトへ 【無料】サンプル・資料請求はこちら

 

おすすめする第1位のクレアールから講座の詳細を見てみましょう。
 

1位 クレアール


 

クレアール簿記講座概要

 

《クレアール》簿記3級2級セット講座

講座名
3.2級マスター
受講料(税込・送料込み)
39,440円
質問回数
無制限
おすすめの人
上の資格を目指す方
講師
公認会計士
講座詳細
講座詳細を確認する

 

《クレアール》公式サイトへ

 

クレアールの問題点

クレアールは私が実際に受講した通信講座になります。

その経験から気になった問題点を挙げてみます。

 

クレアールの問題点

  • 講義動画のクオリティ低め
  • 講義動画がダウンロードができない
  • 公開模試が難しすぎて予行練習にならない

 

まず講義に関しては、好き嫌いが分かれるでしょう。

講師は公認会計士の山田先生です。
 

難しい論点をしっかり理解させようとしてくれる感じが伝わってきて、個人的には好印象な癒し系の先生です。
 

楽しみながら勉強を進めたい方には、山田先生の講座がおすすめです。

ただ、クレアールは受講料が安価ということもあり、ほとんどカットせず講義を収録しています。
 

たまに山田先生がせき込んだりする場面が映り、少し心配になりました。

もしかすると、リアルな講義を再現しているのかな?
 

また講義動画に関しては、ダウンロードできないという欠点もあります。

そのため、ネット環境が整っていないところでは、WEB上で講義を見ることになります。
 

「ギガ不足になるから困るなあ」と頭を抱えている方は、次の対処法があります。

 

  • 有料オプションでDVDを購入
  • 講義音声のみダウンロードする

 

有料で動画講義のDVDを付けることができます。

どうしても講義動画をダウンロードしたい方は、こちらの購入を検討してみてください。
 

また、講義音声のみでしたら無料でダウンロード可能です。

講義音声とテキストがあれば、外出先でも十分学習できます。
 

そのため、私は個人的には、ここまでの内容をあまり欠点とは感じませんでした。
 

ただ、よく口コミでも目にする公開模試が難しすぎるという点は、クレアールには改善してほしい点です。
 

公開模試は、本試験の予行練習という位置づけだったので、本番直前に受験して自信喪失しました。
 

難易度を高めに設定しているのは違う狙いがあるのでしょうが、個人的には本番に近い難易度にして頂きたいと感じました。
 

ただ、クレアールは多くの合格者を輩出している老舗の通信講座です。

以上の点が気にならない方は、受講するのが簿記合格への近道です。
 

一度無料のサンプル講義で自分に合うか試してみてください。
 

《クレアール》公式サイトへ

 

クレアールのおすすめポイント

 

クレアールの強み

  • 信頼と安さを兼ね備えている
  • 2級取得後の選択肢が多い
  • アウトプット中心の学習が可能
  • 細切れ講義と倍速視聴で効率アップ

 

紙のテキストが付いてくる講座の中で、クレアールの受講料が安めです。

多くの合格者を輩出している創業60年ほどの老舗の通信講座なので、安心して受験勉強に専念できます。
 

私もクレアールを受講して、簿記3級2級に3ヶ月で同時合格を果たしたので、お墨付きです。

また2級合格後、次のステップを検討しているのであれば、クレアールがおすすめです。

 

2級合格後のステップ

  • 経理関係の仕事に転職をする
  • 簿記1級を目指す
  • 公認会計士を目指す
  • 税理士を目指す

 

簿記2級に合格すれば、経理関係への転職が有利になります。

経理関係の国家資格を目指したいけど、どの資格を目指そうか悩んでいるという方にもおすすめです。
 

クレアールには、簿記1級講座はもちろん、公認会計士・税理士・中小企業診断士など、国家資格の講座も充実しています。
 

2級に合格した経験を活かし、同じ環境で難関資格に挑戦することができるので、大きなアドバンテージになります。
 

また簿記はどれだけ手を動かしたかで、合否が決まります。

つまりアウトプット中心の学習が大切。
 

クレアールなら例題の解説を中心に講義が進められていくので、手を動かしながら効率的に学習を進められます。

そのため、よく陥りがちなアウトプット不足の心配はありません。
 

また学習時間の短縮に、倍速で講義を視聴できたり、1単元30分ほどでまとめられていたり、スキマ時間に学習ができるように工夫がされています。
 

そのため、仕事で忙しい社会人の方には特におすすめできる講座です。
 

《関連記事》《クレアール簿記講座》元受講生が教える4つの注意点と本当の評価とは?

《クレアール簿記講座》元受講生が教える4つの注意点と本当の評価とは?
「クレアール簿記講座の評判ってどうなの?」「どの講座選べばいいかわからない」「お得に受講する方法ってある?」こんな疑問やお悩みにお答えします。私は過去にクレアール簿記講座を受講した経験があります。そんな私が実際に受講して感じたメリットやデメリット、受講前に注意すべき点を包み隠さずお伝えします。

 

 

受講を検討する際は、必ず口コミを確認するようにしましょう。

クレアールの口コミをまとめたので、参考にどうぞ!

 

クレアール口コミ

悪い口コミ


 

《関連記事》クレアール簿記講座の悪い口コミ徹底分析【受講生の失敗談を大公開】

クレアール簿記講座の悪い口コミ徹底分析【受講生の失敗談を大公開】
「クレアールの評判が悪いって本当?」「なんか怪しくない?」「実際に簿記講座を受講した方の感想を聞いてみたい」こんなお悩みにお答えします。私は過去にクレアールの3級と2級の簿記講座を受講した経験があります。本記事では、実際に受講して「ここは良かった」と思ったことや「失敗したな」と感じたことまで、包み隠さずお伝えします。みなさんが疑問に思いそうなこともFAQ形式で載せてますので、合わせてご覧ください。

 

良い口コミ

 

《クレアール》公式サイトへ

 

2位 スタディング


 

スタディング簿記講座概要

 

《スタディング》簿記3級2級セット講座

講座名
簿記3・2級セットコース
受講料(税込・送料込み)
22,000円
質問回数
質問不可
おすすめの人
スマホ・タブレットでの学習がメインになる方
講師
税理士
講座詳細
講座詳細を確認する

 

《スタディング》公式サイトへ

 

スタディングの問題点

まずスタディングの問題点を洗い出してみましょう。

 

スタディングの問題点

  • WEBテキストしかない
  • タブレットが必須
  • 質問回数が限られてる
  • 歴史が浅い

 

ほとんどの受験生の方は、紙のテキストに馴染みがあるかと思いますが、スタディングはすべてWEBでのテキストになります。
 

手元にテキストがほしいという方は、自分で印刷する必要があります。

模試なども原則WEBのみになりますが、結構印刷する手間がかかってしまいます。
 

スマホ一つで学習できるというコンセプトですが、現実的には目の疲労や使い勝手などを考えればスマホのみでの学習には限界があります。
 

タブレットなどの用意が必要となるでしょう。

またスタディングでは他にも残念なサービスがあります。

それは質問ができないという点です。
 

クレアールの「質問制限なし」と比較すると、少し不安を感じます。

ただ、わからないところは飛ばして、問題を繰り返し解いていたら意外とわかるようになるので、個人的には質問する必要はないかなと。
 

心配性の方には、向かない講座かもしれません。
 

最大の不安点は、歴史が浅く実績がイマイチ見えてこないという点です。

この辺が歴史のある有名予備校や通信講座に比べて、受講するのに不安に感じるでしょう。
 

以上の内容に「全然不安を感じない!」という方は、スタディングの受講をおすすめします。

スタディングの通信講座は、次のようなメリットがあります。
 

《スタディング》公式サイトへ

 

スタディングのおすすめポイント

 

スタディングの強み

  • 受講料が最安
  • 急成長している
  • 再受講もリーズナブル

 

スタディングの一番の売りは、破格の受講料です。

テキストや模試などは紙ベースではなく、WEBで閲覧するタイプなのでコストがだいぶ抑えられています。
 

2,3級対策がセットになっているコースで、22,000円は異常な安さです。

今後合格に必要なクオリティが備わっている通信講座で、この値段を下回れる講座は、出てこないのではないでしょうか。
 

この安さなら仮に挫折しても金銭面のリスクは低いので、試す価値は大いにあると思います。
 

主任講師も税理士の方なので、授業のクオリティは間違いないでしょう。

また、スタディングを運営するKIYOラーニング株式会社は2008年創業のベンチャー企業です。
 

簿記講座の開講も、2015年とまだ歴史が浅いのでこれから成長が期待できる通信講座になります。
 

「ベンチャーだと運営面が心配」という方もいるかもしれません。

ただ、転職エージェント大手の株式会社MS-Japnaと資本業務提携をしているので、その辺の心配は無用です。
 

最近、玉木宏さんをCMに起用するなど、知名度も上がってきています。

また私が思うスタディング最大のメリットは、再受講の安さです。
 

考えたくはありませんが、検定試験である限り一度は不合格になる可能性もあり得ます。

特に簿記2級は、10人中8人が落ちる試験です。
 

再受講のリスクも考えておく必要があるでしょう。

スタディングは、もしダメでも更新版を受講すれば、最新年度の対象講座に内容を更新することができます。
 

値段は2,3級のコースであれば、7,700円と超リーズナブルです。

WEBですべて完結している講座だからこそできるサービスと言えます。
 

《スタディング》公式サイトへ

 

スタディング口コミ

悪い口コミ

 

良い口コミ


 

《スタディング》公式サイトへ

 

3位 フォーサイト

フォーサイト簿記講座概要

 

《フォーサイト》簿記3級2級セット講座

講座名
バリューセット2
受講料(税込・送料別)
41,800円
質問回数
15回まで
おすすめの人
フルカラーテキストで勉強したい方
講師
簿記1級取得者
講座詳細
講座詳細を確認する

 

《フォーサイト》公式サイトへ

 

フォーサイトの問題点

他資格の受験の際、フォーサイトを受講した経験があるので、その点からもフォーサイトを分析してみたいと思います。
 

フォーサイトの問題点

  • 2級取得後の選択肢がない
  • 他の2社と比べると特徴がない
  • 講師が国家資格保持者ではない

 

フォーサイトの簿記講座は、簿記2級の合格までを目標にしている方以外の受講はおすすめできません。
 

簿記2級合格後、1級や公認会計士、税理士などの難関資格に挑戦する方が多いですが、フォーサイトにはそれらの講座がないためです。
 

簿記2級後も勉強を継続したい方は、選択肢が広いクレアールもしくはスタディングの受講をおすすめします。
 

またクレアールやスタディングと比べて、「受講する決め手となる理由が見つからない」という欠点もあります。
 

「値段で選ぶならスタディング」ですし、「試験範囲の網羅性や信頼性」で選ぶならクレアールなので、正直中途半端かなといった印象です。
 

他社の簿記講座の講師陣は、公認会計士や税理士といった方が主任講師を務めていることが通常ですが、フォーサイトは簿記1級の資格保持者の方です。
 

簿記2,3級を教えるには十分かと思いますが、講義中の実務的な話も参考になるので、実際に公認会計士などの実務経験者が講師の方が飽きずに勉強を続けられると思います。

 

《関連記事》フォーサイト簿記講座の評判は?【資格保持者が教えるフォーサイトをおすすめしない理由】

フォーサイト簿記講座の評判は?【資格保持者が教えるフォーサイトをおすすめしない理由】
「フォーサイト簿記講座の評判ってどう?」「フォーサイトってどんな講座の特徴があるの?」「初心者向けのコースってある?」こんな疑問にお答えします。私は通信講座で簿記3級2級に短期間で同時合格した経験があります。そんな私がフォーサイトの受講を検討されている方向けに、フォーサイトの講座の強みや弱み、簿記初心者に選ばれる理由を徹底分析します。最後に簿記講座の申込み方法をわかりやすい解説していますので、ぜひご覧ください。

 

ただフォーサイトは、他資格にも実績のある講座がたくさんある信頼できる通信講座です。

私も社労士を受験した際に、フォーサイトの講座を受講して短期間で合格することができました。
 

そんな私が考えるフォーサイトを受講するメリットを解説しましょう。
 

フォーサイトのおすすめポイント

 

フォーサイトの強み

  • 初受験者向けのテキスト
  • 高品質動画
  • 実績がある

 

フォーサイトの各講座でも共通している特徴は、初受験者向けのわかりやすいテキストになっている点です。
 

初めて簿記を勉強する方にとって、文字だけの解説は、読むのがしんどく挫折に繋がりかねません。
 

そのためフォーサイトのテキストは、次のような工夫により初学者の方の挫折防止に努めています。

 

フォーサイトのテキスト特徴

  • フルカラー
  • 図表・イラストを多用
  • ページ数をカット

 

フォーサイトのテキストの最大の特徴は、フルカラーという点です。

フルカラーだから見やすいというだけでなく、どこが重要な論点なのかが視覚的にわかるので、記憶にも残りやすいというメリットもあります。
 

またオリジナルの図表やイラストが多く、文字の量をなるべく減らす工夫がされているので、テキストも他社と比べて薄めです。
 

それにより、頻出事項を中心に学習を進めることができるので、最短距離で合格圏内に到達することが可能です。
 

また、フォーサイトは難関資格の合格実績もあり、安心の通信講座です。

例えば、簿記講座以外に以下のような講座があります。

 

《フォーサイト》人気資格の合格率

講座名 全国平均 フォーサイト 全国平均との比較
社労士 7.9% 29.4% 3.72倍
行政書士 11.18% 38% 3.4倍
宅建 17.7% 82.0% 4.63倍

 

どれも全国平均の合格率の3倍以上の実績があります。

もちろん簿記講座の実績も十分です。

簿記2級に関しては、全国平均の2.98倍の91.3%と圧倒的な合格実績となっています。
 

また講義動画が高品質なのも、フォーサイトの魅力の一つです。

内容だけでなく、その画質の良さは数ある通信講座の中でもNO.1でしょう。
 

テレビ番組の収録にも使われるほど、高性能の設備で収録が行われており、雑音なども一切ありません。
 

編集も隅々まで行き渡っており、受講生の気が散らないよう、講師の口癖や咳などのノイズも除去する徹底ぶりです。
 

繊細さんにもピッタリな講座ですね。

 
フォーサイトの網羅的に学習するのではなく、合格ラインギリギリを狙っていくスタイルに共感できる方は、ぜひ受講を検討してみてください。
 

《フォーサイト》公式サイトへ

 

フォーサイトは、累計33万人が受講しているので、口コミなども豊富で、受講するための判断材料がSNSなどで集めやすいです。
 

口コミを集めたので、参考までにどうぞ!

 

フォーサイト口コミ

悪い口コミ

 

良い口コミ


 

《フォーサイト》公式サイトへ

 

「簿記を勉強したいけど、自分に合うかわからないし、お金も掛けたくない」という方は、次の方法で2級を無料で学ぶことができます。
 

【番外編】簿記2級に無料で合格する方法


 

これまでおすすめの通信講座について解説しました。

通信講座のデメリットは、市販のテキストよりも費用が掛かるという点です。
 

ただ、費用を理由に市販のテキストだけの独学に走ってしまうと、合格が遠回りになる可能性が高いです。
 

そのため、「どうしても費用を掛けられない」「お試しで受講したい」という方向けに、無料で優良の簿記講座を受講できる方法を紹介します。

 

無料講座

  • CPA会計学院
  • YouTubeチャンネル

 

CPA会計学院

CPA会計学院は、公認会計士の受験生には馴染みのある開校50年以上になる老舗の会計士専門学校です。
 

参考までに公認会計士の合格実績は以下となります。

 

《2021年度公認会計士》CPAの合格実績

合格者数 CPA合格率 全国平均合格率 対比
510名 35% 9.6% 3.65倍

 

全国平均の合格率と比較すると、その実績のスゴさが分かるでしょう。
 

そんな実績がある会計士の専門学校の簿記講義を無料で受講することができます。

 

方法は、WEBサイト「CPAラーニング」に無料会員登録するだけです。
 

《無料》CPAラーニング会員登録はこちら

 
しかもテキスト、基本問題集、模擬試験もすべて公開されているので、WEB上でダウンロードできます。

講義のクオリティももちろん高いです。
 

特に2級の工業簿記を担当している植田先生の講義は必見です。

覚えるのではなく、理解することに重きを置いており、簿記2級の先を考えている受講生のための講義といった感じです。
 

関西の方で、講義も面白いので、飽きずに最後まで勉強を続けられます。

特にCVP分析のグラフを使った解説は必見です!
 

「これ無料でいいの!?」と心配になるぐらいです。
 

植田先生の講義の様子は、YouTubeでも公開されているので、ぜひ見てみてください。
 

 

《無料》CPAラーニング会員登録はこちら

 

YouTubeチャンネル

最近、YouTubeでも十分簿記の学習をすることができます。

特におすすめなのが、ふくしままさゆきさんのYouTube動画です。
 

登録者数27万人超のNO.1簿記系Youtubeです。

簿記3級2級の試験範囲の講座がほぼ網羅されています。
 

ふくしまさんは、Kindleで簿記講座の書籍を出版しており、こちらも合わせて購入すると、動画視聴後に書籍で復習できるので、おすすめです。
 

理屈までしっかり理解できる講座内容になっているので、一度学習すると、短期記憶ではなく、長期記憶として自分の財産となります。
 

「連結決算」や「有価証券」などの難しい論点や自分が理解できなかった論点を一度ふくしまさんの講座で学習し直してみてください。
 

ただ、結構なボリュームがあるので、短期合格を目指す方は通信講座で学習しましょう。
 

短期合格を目指さないし、費用も抑えたいという方は、ふくしままさゆきさんのYouTube+Kindleテキストで合格を目指すことをおすすめします。
 

もちらんYouTubeの講義を見るだけなら無料で視聴できます。
 

 

 
ここまで無料の講座も含めて、5つの講座を紹介してきました。

5つの講座すべて最後まで学習すれば、確実に合格できる優良の講座です。
 

どの講座の勉強スタイルが合うかは、人それぞれです。

すべて無料で資料請求やサンプル講義を受けることができるので、比較検討してから受講するようにしてください。
 

おすすめ通信講座3選+無料講座2選まとめ

 

おすすめ通信講座5選

順位 講座名 特徴 おすすめの人 無料資料請求
1位 クレアール
  • 安価なのに講義と特典のクオリティが高い
  • 2級取得後の選択肢も広がる幅広い講座を展開
  • まだ簿記2級取得後のプランを決めかねている方
  • 短期間で合格を果たしたい方
【無料】サンプルテキスト&DVDはこちら
2位 スタディング
  • 業界最安の受講料
  • WEBテキスト
  • なるべく安価に抑えたい方
  • あまり家で学習時間が取れず、タブレットをお持ちの方
【無料】ガイダンス&講座のお試しはこちら
3位 フォーサイト
  • フルカラーテキスト
  • 高画質講義
  • まったくの簿記初学者の方
  • 文字の情報量をなるべく減らして勉強したい方
【無料】サンプル・資料請求はこちら
無料講座 CPA会計学院
  • 公認会計士合格実績NO.1の予備校
  • 人気講師が多数在籍
  • 公認会計士を目指す学生の方
《無料》CPAラーニング会員登録はこちら
無料講座 ふくしままさゆきさんのYouTube講義
  • 仕分けの理屈まで理解できる丁寧な解説
  • 電卓を使わず頭で仕分けする力が身に着く
  • じっくり簿記の勉強をしたい方
  • 簿記2級取得後、次のステップに行くのがまだ不安の方
YouTubeサイト内で「簿記」で検索

 

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