退職理由は正直に言うべきか

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退職理由は正直に言うべきか

 転職先が決まり、会社を辞めようと思ってるが、転職先のことをどこまで教えていいかわからない。会社に嫌気がさして辞めたいけど、本当の退職理由を言った方がいいのかわからない。そんな悩みを抱えている方もいらっしゃるかと思います。
 結論からいうと退職理由は正直に言うべきです。相当な理由があれば別ですか。。。
 本記事ではその理由について解説します。

1 退職の理由は正直に言うべき

1-1 嘘は見抜かれる

 退職する理由は、正直に言った方が絶対いいです。
 なぜなら嘘は簡単に見抜かれるからです。「辞めます」と言って、「わかった」とすんなり受け入れてくれる会社なんてそうはありません。面談が何回もあると思ってください。その際に本当のことでないと、必ずボロが出ます。
 言いたくない相当の理由がない限り、嘘はやめましょう。嘘を見抜かれて動揺すると、会社からの執拗な引き留めに、対応できなくなります。

1-2 ブラック企業の上司ほど嘘を見抜ける

 ブラック企業の特徴はさまざまありますが、その代表的なのは頻繁に人が入れ替わるということです。上司は辞めた人の数だけ面談をしてきたことになります。
 中には早く辞めたくて、その場しのぎの嘘を言ってしまう人もいるかもしれません。無駄に場数を踏んでるので、まあほぼバレます。
 全員がそうだと言いませんが、初めから疑って聞いてるでしょうね。あとあと面倒なので、ストレートに勝負してください。逆に面を食らって何も言えなくなるかもしれませんよ。

 1-3 辞める会社のためにもなる

 私が会社の人事部だったら、辞めたいという社員を執拗に引き留めたりしません。相当な稼ぎ頭が、競合他社に行くとなると別ですが。
 ただ本当の退職理由は知りたいでしょうね。それは今後の会社のためにです。
 昨今の日本では、多くの業種が人手不足に悩まされています。社員を教育するのに、時間もお金もかかります。さらに人も集まらない状況です。一人でも辞めるって会社にとって大きな損害です。ですので、退職する理由をきちんと教えてもらって、次につなげること、それが会社がまずしないといけないことでしょう。

2 伝えやすいシチュエーション

 

2-1 上司とマンツーの時間

 退職の意思を伝えるタイミングって非常に大事です。いちばん理想のシチュエーションは、上司と2人きりになったときです。普段の仕事中って、なかなかそういう状況ないんですよね。
 可能性がいちばん高いのは、事務員が帰った後の残業中かな思います。定時過ぎると、気持ちが少し緩みますし、上司も話しやすい雰囲気になる気がします。まあ残業中って、気持ちが緩むから、効率が上がらず、日本の労働生産性も上がらないでしょうね。ちょっと話が脱線しましたけど。
 残業がほとんどない職場の場合は、お昼休憩の時間がチャンスです。外でお昼を食べながらとか、昼食後のまったりタイムの時とかですかね。
 いずれにしても、自然と2人きりの状況になるタイミングがベストです。定時内のピリピリしたときは、なるべく避けるようにしましょう。

  2-2 メールで前フリを入れるのもアリ

 なかなか言い出すタイミングが掴めないときは、メールやLINEを使って、上司に時間を作ってもらいましょう。ただツールを使って退職の意思を伝えるのは、あまりよろしくないです。
 「相談したいことがあるので、お時間頂けますか」ぐらいの前フリを入れる感じですね。相当、感の鈍い上司でなければ、察してくれるかと思います。
 また上司が異性だと、変な勘違いされるかもしれないので、「仕事の件で」も入れた方がいいかもしれませんね。その辺は臨機応変に。

  2-3 忙しい週始め、月末月初は避けるべき

 忙しいタイミングは、避けるべきでしょう。意を決して言いに行ったら「忙しいからあとにして」なんて言われた日には、心折れます。そんな状況になると仕事も手につきませんからね。
 それで上司が落ち着いたときに「さっきの何だったの?」って聞かれたら最悪です。「いまじゃないんだよ」って言いたくなります。
 タイミングって本当に大事です。

3 正直に言ってはいけないケース

 先ほど1章で、退職の理由は正直に言うべきだと述べました。ただ、当然例外はあります。次のような状況の場合は、本当のことを言うのは避けましょう。

  3-1 同業種への転職

 競合他社や取引先に転職するときは、細心の注意を払いましょう。会社によっては、取引できないように手を回したり、圧力かけたりしますからね。独立するときは、特に注意が必要です。スタートが肝心なのに、変な邪魔が入ったらいろんな計画がうまく行かなくなります。
 私の前の会社では、先輩が独立するとき「絶対潰してやるからな」って言われてました。恐ろしい一言ですね。
 まあこれは会社によりますね。応援してくれる会社もたくさんあります。
 何年もその会社で働いていたら、誰かが辞めた時の状況とか聞くと思うので、そこで判断をしましょう。

  3-2 競業避止義務

 同業種への転職の際、気をつけないといけないのは、就業規則に「競業行為を禁止する」規定がされているかです。
 会社によっては、退職後、競合他社に就職したり、同業の会社を起業したりすることを避けるいわゆる競業避止義務を規定していたりします。
 場合によっては技術やノウハウを持ち出したということで、損害賠償を請求されるケースもありますので、就業規則にその規定があるかチェックしてみてください。
 ただ、これは本当に会社の利益をを不当に侵害していると認められる場合でないと、「職業選択の自由」を制限していることになり、違法となるケースもあります。
 就業規則に「競業避止義務」の規定がなければ、正直に言うべきですね。業界なんて狭いので、必ずバレますし。ただその規定がある場合は、過去の判例などを見て、慎重に検討するべきです。



まとめ

今回の記事の重要点まとめました
・退職の理由は正直に言うべき
・上司との2人きりのタイミングが作る
・競合他社への転職の場合は、細心の注意を
・競業避止義務の規定を要チェック
 退職って、会社にとって後ろ向きなことですが、あなたにとっては前向きなことなはずです。退職理由をなんて言うか悩んでいる方は、これをまず忘れないでください。前向きな気持ちで正直に話す、これに尽きます。
 自分で決断したことに、間違いなんてありませんから。前向きに行きましょう。



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